鍋の中

村田喜代子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167318024
ISBN 10 : 4167318024
フォーマット
出版社
発行年月
1990年08月
日本
追加情報
:
246p;16X11

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    第97回(1987年)芥川賞。 田舎のおばあさんの家で過ごした一夏の物語である。四人の孫から見える80歳の おばあさんは元気で 微笑ましい… 13人の兄弟を持つおばあさん…少子高齢化の 今の時代からは 想像もできない時代風景が そこにはあった…血縁の不思議さを 改めて 感じる、そんな作品だった。

  • absinthe さん

    読みにくい小説が少なくない純文学の世界にあって、文体自体がとっつきやすかった。いろんな要素が詰め込まれたそのごった煮感が良い。特に教訓めいた話もなく、ほのぼのして良いなぁ。『鍋の中』子供たちもお婆ちゃんもそれぞれ癖があって、へぇそんな話もあったんだ。流石お婆ちゃんは色々知ってるなぁと思っていると段々話が怪しくなって。『熱愛』『盟友』も良かった。

  • ヴェネツィア さん

    1987年上半期芥川賞受賞作。村田喜代子は、これまでに『縦横無尽の文章レッスン』を読んだが、小説は初読。タイトルの『鍋の中』は、およそ芥川賞作品らしくもないし、魅力的ではない。九州の田舎での祖母と4人の孫たち(大学1年生~中学生)の一夏を、主人公たみ子の1人称語りで描いてゆく。選考委員の評価は総じて高いのだが、私には小説としての斬新さが感じられなかった。そこで描かれる世界も、感性も妙に古いのだ。かといってノスタルジーを喚起するのでもなく、ある種のリアリティだけがあり、そこに小世界が完結しているかのようだ。

  • ざるこ さん

    4篇。4人の孫が祖母宅でひと夏を過ごす表題作はさまざまな音が耳に心地いい印象。畑で採った野菜をザクザク切って鍋に放り込む。具だくさんだった鍋も読後には闇鍋状態へと変貌。老いることの悲哀、孫たちの戸惑い。まさしく真相は「闇鍋」の中というシュールな展開がとても好み。「盟友」これ傑作。スカートめくりの達人と喫煙常習者の学生。思わぬ執着を見せだすのは便所である。哲学的に分析、便所掃除革命を巻き起こす。若者特有の素直さがかわいくて可笑しくて。学年も違う男同士が距離を縮めていく感じも微笑ましい。今後何を?のラストも◎

  • James Hayashi さん

    表題作は97回芥川賞受賞作。芥川賞にしては読みやすく選者の評価は高いがあまり読み応えはない。個人的には九州芸術祭文学賞受賞の「水中の声」の方が力強く感じた。「熱愛」は95回、「盟友」は96回の芥川賞候補作となったもの。身近にあるものを焦点し作品を書き上げているが、透徹したものを感じ力量を感じる。初読み作家。

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人物・団体紹介

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村田喜代子

1945年福岡県生まれ。作家。87年『鍋の中』で芥川賞、97『蟹女』で紫式部文学賞、98年『望潮』で川端康成文学賞、99年『龍秘御天歌』で芸術選奨文部大臣賞、2010年『故郷のわが家』で野間文芸賞、14年『ゆうじょこう』で読売文学賞、19年『飛族』で谷崎潤一郎賞、21年『姉の島』で泉鏡花文学賞受賞(

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