明治撃剣会 文春文庫 新装版

津本陽

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167314552
ISBN 10 : 416731455X
フォーマット
出版社
発行年月
2005年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
16cm,283p

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読書メーターレビュー

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  • みかん さん

    剣戟シーンの描写が最高!!!!!!読んで良かった。作者の他の作品も読みたい。一番好きな話は、表題作の「明治撃剣会」かな。どの話も好きだけど。さすが剣道経験者は描写が違うな。

  • AICHAN さん

    著者の実見談らしい「孤独な武者振り」が印象深かった。でくのように立つ老剣士が、掛かっていく剣士たちの竹刀を即座に絡めとり鍔ぜり合いで相手の動きを封じてしまう。身動きできない剣士たちは次々に敗退していく。本当に強い剣術家の姿を見た気がした。現代剣道の試合では選手たちはよく動き目にもとまらぬスピードで竹刀を操る。重い真剣では不可能な芸当だ。それは許せても攻撃がかなりの頻度で当たっているのに一本にならないのは許せない。真剣なら浅い打ちでも致命傷になる。現代剣道が置き忘れてきたものがこの短編集には詰まっている。

  • keiniku さん

    この短編集の中の「宵闇の五人切り」を時代劇のアンソロジーで読んで津本陽を知りました。珠玉の短編集です。明治になった時代に生きる剣豪の姿を描いた作品がほとんどですが、とにかく切り合いの描写が凄まじいリアリティーと迫力です。江戸時代でないという時代設定も、生々しさに拍車をかけているのかもしれません。 新撰組がらみの話もあるので、この機会に新撰組ファンの人にも津本陽に触れて欲しいものです。 しかし、ホントに切った感触まで追体験できそうで、読み終わってからもゾッとします。

  • musa standers さん

    幕末の活躍し、腕に覚えのある男たちの明治時代の話。明治になり、武士がどのような暮らしに変化していったかがわかり、興味深い。現在、警察官と自衛隊員が日本刀で切り合い、何体もの惨殺死体が見つかるなど大事件だが、明治時代には、3年の刑である。また自分が恥をかかされ、それを黙っているのは武士の恥と相手を切りに行く男たちがまだ残っていたのかと驚くが、江戸が終わり数年ならそういうことか。相手を馬鹿にするのも命がけである。

  • hidehide さん

    比較的初期の短編作品集。幕末から明治初頭にかけての剣の達人たちの生き様と凄まじい技を描写している作品が中心。 剣技の冴えでたちまち何人もの相手を簡単に倒すというありがちな表現ではなく、真剣(やそれに近い型)での立ち合いであるからこそ起こるだろう状況が迫真の表現力で描かれている。こういった場面はやはり圧倒される。

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人物・団体紹介

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津本陽

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、

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