エリック・ラーソン

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1900年のハリケーン 文春文庫

エリック・ラーソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167309985
ISBN 10 : 416730998X
フォーマット
出版社
発行年月
2000年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
390p;16

内容詳細

1900年9月―20世紀への幕開けを目前に控えたその日、テキサス州沿岸の都市ガルヴェストンをハリケーンが直撃した。死者数6000人以上といわれるこの未曾有の大災害を防ぐことはできなかったのか?一人の気象観測官の人生をとおして、自然に翻弄される人間の無力さ、傲慢さ、恐怖を圧倒的な迫力で描いた全米ベストセラー。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 春ドーナツ さん

    19世紀における電信技術の発展、商業化が気象予報の布石となる(情報の一元化)。各支部は情報量の制約により暗号化したデータを本部に送信。解読された情報は同期されて、お馴染みの予想天気図が出来上がる。ハードは整ったがソフトが占い、予言レベルであった(現在も自然現象を制覇した訳ではないけれど)。20世紀初頭とは「ハリケーン」なる言葉を使おうものなら、もし外れると非難轟々、ビジネスの損害賠償に飛び火するような集団意識世界であった。だからと言って、危険性の萌芽を隠蔽した場合、黙示録的災厄が舞い降りる。本書のように。

  • うたまる さん

    「1900年9月8日の土曜日にガルヴェストン島にやってきたハリケーンは疑いなく、世界史上もっとも重要な気象上の出来事だった」(アイザック・クライン)……6,000人以上の犠牲者を出したアメリカ史上最大と称される暴風雨災害のノンフィクション。気象予報の黎明期だったとはいえ、天災よりも人災と呼びたくなる後味の悪い顛末だった。相手より優位と見るや、どんな正論も耳に入らず横車を押し通す。まして災害後に嘘や方便で責任逃れするのも胸糞悪い。100年経って予報の精度は向上したが、人間性の方は如何ほど改善しただろうか。

  • mina さん

    自然が猛威を振るうと人間には為す術がないのはいつの時代も同じ。1900年のこの時代とは違い、今は気象衛星という素晴らしいシステムがあるにも関わらず、完全な予報は出来ていない。残るは私たち人間の心構えが重要だと思い知らされた。最近「台風来る来る詐欺」などとTV番組を非難しがちだが、進路がそれて良かった、被害が少なくて良かったと思えば済むだけの話。用心に越したことはないと、この本から学びました。

  • ウッシー さん

    地球温暖化の今、こんなハリケーンや台風が来たら嫌だなぁ〜と思った。

  • fuchsia さん

    1900年にアメリカはガルヴェストンを襲った未曾有のハリケーンとその災厄について記したノンフィクション。読了後、今度は伊勢湾台風について書かれたノンフィクションを探してますが、未だ資料集以外見つからず。

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