ファッションデザイナー 食うか食われるか 文春文庫

テリー・エイギンス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167309961
ISBN 10 : 4167309963
フォーマット
出版社
発行年月
2000年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
414p;16

内容詳細

E・ウンガロ、G・アルマーニ、R・ローレン、D・キャラン…当代人気デザイナーたちが生き残りをかけて繰りひろげる華麗なる闘いの内幕。各々の生い立ちやキャリアの足跡、有名人やブランドにまつわるゴシップはもちろん、マーケティングという視点からも徹底的に取材。この一冊を読めばファッションのすべてがわかる。

目次 : 第1章 パリ―ファッションの始まりと終わり/ 第2章 エマニュエル・ウンガロのイメージチェンジ/ 第3章 星条旗を求めて―ラルフ・ローレンとトミー・ヒルフィガー/ 第4章 何が伝説になるのか―ジョルジオ・アルマーニがハリウッドを手にするとき/ 第5章 お客様がお望みのものを―新生マーシャル・フィールズ/ 第6章 上げ相場(ブルマーケット)にやられる―ダナ・キャラン、ウォール街進出のてんまつ/ 第7章 一匹狼―ゾラン

【著者紹介】
テリー・エイギンス : 1953年カンザスシティ生まれ。「ウォールストリートジャーナル」の記者。同紙でファッションの記事を10年以上書きつづけている。ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • giant_nobita さん

    デザイナーや雑誌などのマスメディアがファッションを主導してきた時代は終わりを告げ、現代では消費者こそが主体的にファッションを選択するようになった。彼らにはファッションに対するあこがれはすでになく、ただ自分らしくて、日常生活を快適に送れるような服があればいいという消費者の好みを熟知したデザイナーだけが生き残る。著者はファッション界に通じたジャーナリストで、デザイナーやブランドについての個々のエピソードは抜群に面白い。図版が少なくて具体的にどんな服なのかイメージしづらいのが難点。

  • さみこっこ さん

    目まぐるしく変わるファッションの世界。10年も前の話なので今はがらっと状況が変わってるのかもしれないが、ファッションの業界に興味がある私にとってはとてつもなく面白い本だった。端的でわかりやすい文の構成だったからすらすらいけたし。高が文庫本、されど文庫本。ファッションのからくりが垣間見れて眼からうろこの作品でした。

  • maman さん

    2002.10.23

  • 櫻井栄一 さん

    現代では、リアルクローズという言い回しで、消費者主体のファッションと謳っている。現実には単なるビジネスの構造変化を、消費主体が変化したといいながら低価格が実現するのは何故?とい問いから罪悪感を骨抜きにしている。流通から川中を抜いたのは理解できる。しかし、川上のコストを削り抜くことで利益を得るビジネスモデル自体がファッションとは何の関係もないことの指摘は、ビジネス界からは聞こえてこない。グローバルビジネスの基本が「三方よし」ではなくて搾取だからだろうな。そういう事の萌芽を教えてくれました。

  • やいとや さん

    ファッション業界の変遷とゴシップ半々くらいの読み物として良いバランス。ラルフローレンやアルマーニ、ウンガロと云った「自分より上の世代のブランド」というイメージのあるデザイナー達の逸話にはそこはかとないノスタルジアが感じられるのが面白い。個人的に好きなのは第五章の百貨店のトレンドの変遷。p258、9ページのマーシャル・フィールズを描写した件は思わずうっとり。そこからダナ・キャラン、ゾランと云う対照的なデザイナーを配置して総括する構成は実に見事。構成の勝利とも云える読み応えある一冊。

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テリー・エイギンス

1953年カンザスシティ生まれ。「ウォールストリートジャーナル」の記者。同紙でファッションの記事を10年以上書きつづけている。ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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