アンディ・ウォーホル

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ウォーホル日記 下 文春文庫

アンディ・ウォーホル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167309732
ISBN 10 : 4167309734
フォーマット
出版社
発行年月
1997年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
685p;16

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読書メーターレビュー

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  • 踊る猫 さん

    アンディ・ウォーホルという人物は、もちろん時代を作った男であることは間違いないのだが、時代を自分のエゴに染めた天才というより時代と同衾した男、時代の有象無象に染まることのできた男(もちろん、決して否定的な意味で言うのではないが)なのではないかと思った。この膨大な日記を読んでいても「俺が俺が」というようなエゴは見られず、その時々に起こることを楽しみ、現象に染まるカメレオンのような男の姿が感じ取れるのだ。そういう才能もあるのだろう。ポップ、ということで言えばこの情報の洪水のような本こそ彼の生み出した芸術では?

  • uchiyama さん

    公爵夫人たちが「スター」へと取ってかわった社交生活の中で、プルーストが「鏡」と書いたような、「無」が照らす批評性を(図らずも本質として)持っているにしろ、他者への容赦ない誹謗と偏見に満ちてもいるこの日記が正当化されるとするなら、それは、初期には「ゲイのガン」と表記されていたエイズの蔓延によって、次々に(ほぼ1行で)書かれる他者の死を経て、最後にはウォーホル自身の死が「書き込まれる」ことを読者は知っているからですが、そんな形でこの「批評」が完遂されることには、やっぱり憂鬱な気持ちにはなります…。

  • mei55 さん

    天才だけど意外とどうでもいいことにこだわってたりするところが面白い。 靴下は同じ種類の物を買った方がいいとか。

  • Hiroyu Nakajima さん

    読了

  • ヤボ さん

    ★★★★★分厚い文庫二冊組なのに数年に一度は読み返してしまう。なのに、この本のどこに惹かれるのか未だにわからない。とても謎めいた魅力のある本。

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