毛沢東の私生活 上 文春文庫

李志綏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167309701
ISBN 10 : 416730970X
フォーマット
出版社
発行年月
1996年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
16cm,532p

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毛沢東の近くにいた李医師の書き残した貴重...

投稿日:2021/07/23 (金)

毛沢東の近くにいた李医師の書き残した貴重な記録。あまりに面白すぎて信ぴょう性が不明なところも非常に多くある(毛沢東は生涯歯を磨かなかった説の元ネタ?)けれども、実際そんな気もしてくる筆力はさすがであった。古い本ではあるが一つの毛沢東像として読むには十分楽しめるはずである。

ニグンノテイオー さん | 沖縄県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • James Hayashi さん

    著者は長い間(22年間)毛沢東の主治医であり、プライベートを見てきた。共産主義の国になりすべての私有財産は没収。無法無天ー自分こそ神であり法律である毛沢東はのたまわり、周りに注告するものは誰もおらず。裸の王様であり革命家としては一流かもしれないが、指導者としては二流であった毛沢東。少なくとも現在、中国指導者は5年の任期を2回までとのルールがあり、独裁に歯止めがかかっている。歳を取っても凄い性力。権力を利用し多数の若き女性をはべらせている。下巻へ。

  • Willie the Wildcat さん

    ”本能”で生き抜く。文字通りの”密室”政治。登場人物1人1人の疑心暗鬼は、人間の陰の本質でもある。主治医の観点では、毛主席の生活習慣。精神的重圧と、生まれ育った環境。前者は睡眠、後者は歯・入浴。主席の「”論理的な”矛盾」も興味深い。米ソvs.毛主席のIdeologyの立ち位置や、迷信vs.西欧の先端医療技術など。著者の故国そして主席への想い。現実は、政治との距離感を保つ著者の姿勢に表れている気がする。

  • 活字の旅遊人 さん

    冒頭の遺体処理は、なんだか驚愕。この先生、大変だったなあ。。。

  • フンフン さん

    先日読んだ張承志の『中国と日本』でムチャクチャ罵倒されていたので読んでみた。すごい! 毛沢東の私生活が乱れ切っていたことは『マオ』でも描かれていたけど、これは実際にその場にいた医師による暴露で、はるかに詳細に描かれている。『マオ』は2005年の発行で、1994年発行の本書の方が先なのだが、私は今回初めて読んだ。歴代中国皇帝そのままの宮中生活。スターリンはロシア史上最悪の暴君とされるイワン雷帝を尊敬していたそうだけど、毛沢東が讃嘆してやまなかったのは「酒池肉林」の殷の紂王や「焚書坑儒」の始皇帝だった。

  • z1000r さん

    毛沢東の主治医から見た毛沢東。人の話は聞くが、強引な理屈で決して自分の考えを曲げず、自分の哲学をふりまわし、非科学的な人だと思った。下巻ではこの傾向がさらに酷くなる気がする。

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