LAタイムズ 文春文庫

ステュアート・ウッズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167309503
ISBN 10 : 4167309505
フォーマット
出版社
発行年月
1995年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
白石朗 ,  
追加情報
:
493p;16

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • bapaksejahtera さん

    地方の名士一代記である「警察署長」やホラー「湖底の家」、スパイ物「潜行」などで楽しませてもらったスチュアート・ウッズであるが、こうした初期作品と比べてその後の作品は首を傾げるものが多い。本作はニューヨークのイタリアスラムで育った主人公が生来の映画好きが嵩じてハリウッドでにわかに成功するスタート。エンタメ業界での欺瞞に満ちた成功譚にバイオレンスが加わる。才能はあっても倫理観に乏しいこの男が最後に破綻を迎えるのだが、都合の良いストーリー後、ヤクザと手を組んだ日本人乗っ取り屋が現れて..。頗る気分を悪くさせる。

  • パカゲニー さん

    S ウッズ作品。イタリア系のギャング上がりの青年が成り上がりハリウッドの頂点を極め、滅んでゆくアメリカンドリームの物語。欲望は果てしなく、破滅に向かっているとおもいつつ、読み進めていきました。なかなか良く出来た娯楽作品でした。

  • tsukasa_oishi さん

    スチュアート・ウッズさんの作品はけっこう読んでいるのだけど、読むたびにその作風が違っている。同じような作品はひとつもないのだ。海外の東野圭吾さんか。たぶん、それ以上だと思う。しかもどれも高水準なのだから読者としてはうれしいかぎり。  この作品はそれほど大きな事件が登場しないし、他の作品のように超一級品とまではいかないが、それでもすごくおもしろい。本当にすごい作家さんだなと思う。エンターテインメントにうるさい世の中だけど、私個人的な意見として、エンターテインメント性はこの作品くらいがちょうどいいと思う。

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