思い出のアンネ・フランク

ミープ・ヒース

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167309275
ISBN 10 : 4167309270
フォーマット
出版社
発行年月
1994年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
381p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • Anj さん

    いや〜、本当にすごい本でした。ここ何年かで読んだ中でダントツの一冊でした。 戦争の残酷さを本当の意味で理解することはできないかもしれないけれど、その一端を知ることができる貴重な本だった。 ナチスのこととか本で理解した気になっていたけど、全然わかってなかったな。この歴史の上にEUってあるんだな。 あの戦争時、ヨーロッパでユダヤ人を匿うことがどれほど危険なことなのか、勇気ある無名の人々の行動が、何十年経っても人を勇気づけることができるんだな。少なくとも私はめちゃくちゃ勇気づけられました。本当に良い本でした。

  • りえこ さん

    アンネ達家族をかくまってお世話し続けたミープヒースの物語。実話はそれだけでとても力があります。今の世の中に感謝しなきゃと思いました。こういう状況になった時にどれだけのことが出来るだろう。人間の力ってすごいなー。

  • シュシュ さん

    イベント【アンネとお茶を】に参加。アンネ・フランクの一家の隠れ家生活を友人として支えたミープ・ヒースの視点で書かれている。あの頃ユダヤ人をかくまったオランダ人は大勢いたので、ミープは自分はヒーローではないといっている。占領下ではナチに協力するものと抵抗するものの二種類しかいなかったという。普通の人たちがこのどちらかになっていくのが恐ろしい。「すべてはそれと気づかぬうちにいつとはなしに始まり、その長い、暗い冬がわたしたちの上にどっかり腰を据えるのにしたがい、ユダヤ人の首にかけられた縄は締まり始めた」

  • 扉のこちら側 さん

    初読。アンネ・フランク一家らを2年にわたり隠れ家に匿ったミープ本人による、アンネの日記の背景を補完する一冊。自らの危険を顧みず、良心に基づいた行動。誰もが飢えていた配給制の戦時下で、隠れ家の8人分もの食料を調達するのがいかに難しいか。それでも裏切らなかった彼女とその夫、同僚達に、人間性とはなにかを教えられる。

  • Wisteria さん

    『アンネの日記』を読んでいた時、一番気になった人物がミープだった。隠れ家で暮らす八人を支援した人達の中で、性別と年齢、立場から自分と照らし合わせやすかったからだと思う。ミープが何故どのように八人を支えたのか、突然終わってしまった日記の後はどうなったのか。ミープ自身はどんな思いで日々を生き抜いたのか。「わたしはヒーローなどではない」と言い切るミープ。とんでもなくタフな女性だ。強く優しい。アンネが「人間の本性はやっぱり善なのだということを」と書いたのはミープがいたからだと。ミープだけではなく。私も信じる。

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