「常識」の研究 文春文庫

山本七平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167306069
ISBN 10 : 4167306069
フォーマット
出版社
発行年月
1987年12月
日本
追加情報
:
16cm,238p

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読書メーターレビュー

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  • Nosuke.M さん

    世の中の事象に対して一歩引いた視点で分析し独自の見解を述べられており、どの章にも「はっ」とさせられる言葉が並ぶ。「情報は自己の感触と違うものほど価値がある」「言葉の誤用・濫用はしばしばその言葉を殺す」「感情の充足は内心での心情的な解決ではあっても、外部に実在する問題の実際的な解決では無い」、80年代後半に提示された著者の言葉。自分の思想に近いニュースサイトだけ目を通し、根拠が無い短くて刺激的な言葉飛びつき、自己満足の為に皆が叩いている人へ誹謗中傷を続ける。こんな時代に著者の言葉は水をさしてくれる。

  • ダイキ さん

    「〈(大学が)火事の時に消防士を入れてよいとなると、結局、紛争の時には機動隊を入れてもよいということになる。(略)学問の自由が侵される〉(略)この思考の過程にあるものは(略)一種の宿命論で(略)〈なる〉の論理であって、そこには意志的な〈する〉がないのである。そしてこの論理に拘束されると、人間は何も〈する〉ことができなくなる。(略)この〈なるなる論〉の面白い点は、それが反論不可能だという点である。(略)この〈なるなる論〉は、組織が、その組織を存立させている目的を見失った時に起こる。」(「なるなる論」の功罪)

  • akila さん

    空気の研究で有名になった山本氏の、「常識」版。色々書いてあるが、最も興味深かったのは、日本人は論争を嫌う伝統があるということ。論争のない社会で、議論の主導権を握る最も有力な方法は「経済的合理的な議論」を「倫理・道義の議論」にすり替えること。社会倫理に反する行為は誰もが反論する事が出来ないから。論争の国ならば、この2つははっきり峻別されるとのこと。最近、すぐに「論破」という言葉が出て来るが、論争を避ける側面があるのかもしれぬ。

  • らっそ さん

    気づき:大震災後表面化したようにみえる、マスコミへの不信や政治家・役人の正義、エリート層の振る舞い、社会の攻撃性などは、向き合う対象が違うだけで80年代のカーボンコピーのようだ。30年経ってなぜ変わっていないのか?あえて変えなかったのか?そもそも変える必要がなかったのか。案外こんなものなのか?自分自身がどういう姿勢で生きるのかを考えないとなんとなく流されてしまいそう。でも、案外これからも考えなくていいのかもしれない。「空気」の研究にヒントが載っていそう 気になる一文:混迷の時代には、人々の意識は保守化する

  • Jumpei Komura さん

    1987年発行の本書。様々な社会問題に対して内容は違えど、現代でも充分説得力がある。著者のように歴史や他国からの視点、すなわち俯瞰的に判断できれば物事の本質を見抜ける力が備わるのだろうと思った。

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人物・団体紹介

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山本七平

1921年、東京都に生まれる。1942年、青山学院高等商業学部を卒業。野砲少尉としてマニラで戦い、捕虜となる。戦後、山本書店を創設し、聖書学関係の出版に携わる。1970年、イザヤ・ベンダサン名で出版した『日本人とユダヤ人』が300万部のベストセラーに。以後、「日本人論」で社会に大きな影響を与えてきた

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