わが「転向」

吉本隆明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167289041
ISBN 10 : 4167289040
フォーマット
出版社
発行年月
1997年12月
日本
追加情報
:
202p;16

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読書メーターレビュー

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  • 蘭奢待 さん

    共同幻想論などと並んで有名な論評だが、この中で主張していることの重要性がわからない。1972年を境に日本は変わったという。豊かになり購買力がつき、税収が上がったことを喜べという。自分には喜び幸せには直結せず、わからない。戦中世代ならではの気持ちなのか。

  • K さん

    (1995.914.6)短文の集まり。その中で、東京都が半透明のごみ袋に名前を書いて出すのに反対という項があった(いつの時代だ)。清掃員に高給を与えよというのはまっこと同感。だが、清掃員を守る手立てのひとつとして、都が都民に「ゴミ出しに責任を持て」と強要するのはおかしいという理屈。「そんなことしないで清掃員に手袋支給しろ」って物足りなすぎた。入りはいいんだけどなあ。あと、ばななさんもそうだけど、吉本氏もveryを「おそろしく」という表現使うんだよね。親子だね。

  • sansirou さん

    転向よりも1990年代前半の経済などの見方が良かった。消費が経済を左右するのだから、消費者が力を持つ、というのは確かだな。

  • だーよし さん

    吉本隆明が生きていたら今の日本を見て何を語るのか、江藤淳が生きていたら吉本隆明に何を問いかけるのか。今を生きている物書きの発言には惹きつけるものがない。

  • Etekow さん

    今や吉本ばななのお父さんと言った方が認知されるのだろうが、学生運動が盛んな際『共同幻想論』が学生たちのバイブルのように読まれていたほど偉大な存在だったし、著者の本は難解で読みにくいのだろうなあというのが私の印象である。初めて著書を読んだがインタビューを元に構成されているので読みやすいし、著者が言う現代は消費資本主義で自ずと国民が政治を左右する、革命までも起こせる力を持っているというのが印象的である。少し古い本であるが、今でもその考え方は大いに参考になる。

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吉本隆明

1924・11・25〜2012・3・16。詩人、批評家。東京生まれ。東京工業大学卒業。1950年代、私家版の詩集『固有時との対話』『転位のための十篇』で詩人として出発するかたわら、戦争体験の意味を自らに問い詰め文学者の戦争責任論・転向論を世に問う。60年安保闘争を経て61年、雑誌「試行」を創刊。詩作

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