武道の系譜 日本剣士伝

南条範夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167282141
ISBN 10 : 4167282143
フォーマット
出版社
発行年月
1991年12月
日本
追加情報
:
250p;16X11

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読書メーターレビュー

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  • 出世八五郎 さん

    名のある剣豪とその流派を紹介したもの。始まりは戦国初期になるが資料乏しく実質的に紹介されるのは、資料のある塚原卜伝や上泉伊勢守の時代から幕末まで。あまりにも多くの剣豪が幅広く紹介されるので憶えるのが苦しいが、有名所を抑えとくだけでも面白い。剣豪小説を読む前に本書が役に立つと思う。個人的には最近、南条範夫に興味を持っていた処、積読に著者の作品があり読んだ次第で、以前、売却しようとしていた作品。数多い剣豪に興味があればお勧めで剣豪ガイドブックといってよく、エピソード豊富で面白い。

  • SKH さん

    剣豪考察。いつの世も「武勇伝」は、話を盛りがちで胡散臭く、ちょっと痛い。勇ましさが増すほどマヌケ感も増すという、負のスパイラル。剣豪、流派の名も尊大さが際立つと、キラキラネームを見てるよう。笑える。剣士に対する淡い幻想は砕け散り、清々する。199X。

  • Hiroki Nishizumi さん

    興味深く読めた。部外者の目で先達の評価をしているところが面白く感じた。また、すらすらとした足運びなどの奥義は取り上げているだけで解説出来ないところも正直で良いと思う。

  • saladin さん

    古い本だが、さすが剣豪ものを数多く物した著者だけあって興味深く読める。どうやら戦国初期の塚原卜伝など実戦の場数を踏んだ剣士を高く評価しているよう。なるほど実際に強かったのは彼らだろう。江戸時代、太平の世になるとそもそも命懸けで戦う必要などなくなる。剣士もスケールが小さくなり、小手先の技術ばかりが発達した”道場剣法”になっていったのだろう。ただ、幕末期には時代の趨勢によって再び剣法が興隆するが、時すでに剣の時代ではなく…。新選組の面々を”問題にならぬ三流だ”と歯牙にもかけないので、新選組好きは憤慨するかも。

  • 両 さん

    系統の正伝のみにこだわらず、人物としては下とか、実力はたいしたことが無かったのではないかなどと歯に衣着せず欠いてあるのが面白い。もっとも、門下だと困るかもしれないが、そのあたりも含めて。

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人物・団体紹介

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南条範夫

明治41(1908)年、東京生れ。東京大学法学部を卒業後、さらに経済学部を卒業し助手となる。以後、満鉄勤務などを経て戦後は教壇に立ち昭和54年まで国学院大学経済学部教授。傍ら作家として活躍、31年、「灯台鬼」で第35回直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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