出雲の鷹 上

南条範夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167282073
ISBN 10 : 4167282070
フォーマット
出版社
発行年月
1984年12月
日本
追加情報
:
449p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 流言 さん

    なんで鹿なのに鷹? 戦国史上最もあきらめの悪い男、山中鹿之助幸盛。戦に敗れ、城を追われ、尼子家再興を胸に主君に訴えても断られる。その逆境でなお遠い縁故の尼子勝久を探して数年さまようさまは、信念に基づく勇者というよりも解しがたい狂人めいた妄執を感じさせる。斎藤、朝倉、織田と主君を点々としつつめきめきと力をつける明智光秀とは対照的な描写がなされている。本書を読むにあたり、実際に月山富田城を訪れたが、なるほど毛利の国力を以てしても兵糧攻めにしたのが頷ける堅牢ぶりを現代にに残しており感心した。あれは落とせないわ。

  • 金吾 さん

    最初に尼子氏没落の歴史がまとめられており、尼子の栄えていた時代も理解した上で話が進んでいく点がいいです。鹿之助達が何故尼子再興に懸命になるのかの背景だと思います。鹿之助はかなりいい男として描かれています。

  • toshif7 さん

    戦国時代の猛将の一人、山中鹿之助。毛利元就によって衰退した尼子氏の武将。主家を盛り返す為、執拗に毛利、吉川、小早川に食い下がる。 この様な武将が居たことを知っておくのも良いかもしれません。

  • とろろ さん

    戦国大名・尼子氏に仕えた山中鹿之助を主人公にした長編小説。毛利氏との戦いに敗れ、衰退し滅亡していく尼子氏。鹿之助は尼子氏再興を成し遂げようとする。…淡々とした筆致で描かれている作品で読みやすいが、なんか感情移入はなかなかできない(^_^;)上巻は尼子氏の遺児を見つけ、再興の旗揚げまでのところ。後が気になるので続きを読まねば。…あと地元の地名がよく出てくるのでニヤリとしてしまう。

  • BIN さん

    戦国最大のマゾの山中鹿之助の物語。上巻は尼子家が滅んで再興するところまで。苦難を成長の糧にするその精神は見習いたいところだが、今の私には無理。今のところ名将というより豪将。下巻では名将、謀将的な一面を見てみたい。

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人物・団体紹介

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南条範夫

明治41(1908)年、東京生れ。東京大学法学部を卒業後、さらに経済学部を卒業し助手となる。以後、満鉄勤務などを経て戦後は教壇に立ち昭和54年まで国学院大学経済学部教授。傍ら作家として活躍、31年、「灯台鬼」で第35回直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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