山岡鉄舟 3

南条範夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167282035
ISBN 10 : 4167282038
フォーマット
出版社
発行年月
1982年03月
日本
追加情報
:
350p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Melody_Nelson さん

    命もいらず名もいらず、金も官位もいらない人…とは西郷が鉄舟を評した言葉と言われているが、本書を読むと納得する。勿論、何割増しかで良く書かれているのだろうが、それにしても素晴らしい。御一新後、まずは静岡で働き、その後、茨城、伊万里で知事のようなことをしたのは知らなかった。その後、宮中に務め、明治天皇からの信頼も厚かったようだが、サクッと辞めてしまう。ずっと芯がぶれずにいたのは、剣と禅の賜物か。迷走する西郷や、皮肉屋で俗物的になった海舟との差が際立つが、鉄舟は彼等を最後まで悪く言わなかったのも立派。

  • さっと さん

    再読。明治新政府の内部の軋轢と苦心が描かれる政治的な面と、鉄舟個人の身のまわりの出来事とのコントラストが印象的な一巻。地方役人や宮中出仕の身分にありながら常に貧乏だったという鉄舟の家は、「居候の天国」と呼ばれるほど内弟子や居候が多かったとか。「鉄舟の交際範囲は、大臣から乞食に至るまであらゆる階層に亙っている」とはいえ、会葬者5,000人とはすごい。その人柄がしのばれる。

  • さっと さん

    明治時代の鉄舟というと、西郷の依頼から宮中に出仕して明治天皇に仕えたことで、様々なエピソードを残していて殊に有名だけれど、その前に、茨城や伊万里の県庁の役人になって地方行政の混乱を治めていたことを初めて知った。約束どおり10年ぴったりで宮中勤めを辞した後は剣一筋に生きるなど、どこまでもさわやか。こりゃあ、ほれるぜ。

  • Ichiro51 さん

    ★★★★★

  • クイークェグ さん

    今の世で 何故に浮ばぬ 鉄の舟

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

南条範夫

明治41(1908)年、東京生れ。東京大学法学部を卒業後、さらに経済学部を卒業し助手となる。以後、満鉄勤務などを経て戦後は教壇に立ち昭和54年まで国学院大学経済学部教授。傍ら作家として活躍、31年、「灯台鬼」で第35回直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品