霊長類ヒト科動物図鑑 文春文庫

向田邦子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167277055
ISBN 10 : 4167277050
フォーマット
出版社
発行年月
1984年08月
日本
追加情報
:
16cm,312p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    再読です。日常の色合いをちょっとしたユーモアを交えて描いているのが好みでした。今の時代に読んでも題材が面白く、一緒にニンマリしてしまいますね。昭和なのだけれど古さを感じない。それでいながら郷愁の香りのする独特の雰囲気が好みです。さりげないのに鋭くて、転んではただでは起きないのを感じました。そこが魅力だと思います。

  • 優希 さん

    さりげない日常を鋭い視点で描いています。洒落ていて、日常の色をくっきりと鮮やかに浮かび上がらせているのが見事ですね。映像が浮かんでくるようで面白いです。冒頭の『豆腐』からしてカレンダーの思い出と絡んで面白いです。ちょっとした失敗談でもユニークに書いてしまうのでクスリと笑えてしまう。凛とした女性という印象があるだけにこういうエッセイを読むとホッとしますね。転んでもただでは起きないようなところが端々に見えて楽しく読みました。

  • ほほほ さん

    エッセイ。ひとつのエッセイの中でいくつものエピソードが歯切れよく続くのが印象的。たくさんの話題が次々と出てくるのに、全然疲れない。次も、次も、早く読みたい、とページをめくるのが楽しい。そして、スパッとした一文でグッと心をつかまれること多々。こんなエッセイならいつまででも読んでいたいなぁと思いました。昭和の庶民の生活や、向田さんの家族の話、お父様の話はなぜだか懐かしくて、切なくなったり心が和んだりして、あぁいま良い本を読んでるなぁ〜としみじみしました。

  • navyblue さん

    向田さんのエッセイは、時代を感じさせる言葉はあるが、いつも生き生きとしており、これが昭和50年代の作品とはとても思えない。おもしろく、楽しい話題が語られ、活字を追う私もついにんまりしてしまう。短気でいつも威張っているお父上のことも、「ふと、男の一生として考えると、苦労の多い割には必ずしも実りが大きかったとは言えない人生だったが、母に背中を搔いてもらって威張っていた父の姿を考えると、男としては幸せな人ではなかったかと思う」と、優しい目線で語っている。私も亡くした父のことを思わずにはいられない。

  • せんむ さん

    この女(ひと)の随筆を読んで、向田邦子に憧れない女性っているのだろうか?と思う位、勝手なイメージを作っているので、ご自身の失敗談を読むとアハハ、と笑うよりホッとしてクスリとしてしまう。

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人物・団体紹介

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向田邦子

1929(昭和4)年、東京生まれ。実践女子専門学校国語科卒業。映画雑誌編集記者を経て放送作家になりラジオ・テレビで活躍。80年に初めての短篇小説「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞し作家活動に入ったが、81年8月航空機事故で急逝

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