パラサイト日本人論 ウイルスがつくった日本のこころ 文春文庫

竹内久美子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167270056
ISBN 10 : 4167270056
フォーマット
出版社
発行年月
1999年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
16cm,233p

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    動物の話から人間に持ってきたり、縄文人と弥生人の対比は面白かったです。男尊女卑や外見へのこだわりを遺伝子に絡めるのを読みながら笑ってしまいました。

  • るみお さん

    ウィルスや寄生虫などのパラサイトの脅威が生物の進化や行動パターン、心の持ち方に影響を及ぼしているという仮定で、一夫多妻制やツバメの尾羽の長さや男尊女卑、死生観なんかを説明し、何だか信じられないけど目からうろこが落ちたような気分になる不思議な本でした。騙されているような気もするし、すごく納得している気もするんだけど、総じて面白い解釈だったなと心穏やかに読了です。

  • マッピー さん

    ツバメの尾って、長いのはオスだけで、メスはそんなに長くないのだそう。 そしてモテるのは尾の長いオス。尾の長いツバメは寄生虫に強い遺伝子を持っているらしいのだ。寄生虫に強いということは、長生きできる可能性が高まる。子孫を残せる可能性が高まる。メスの遺伝子も残せる可能性が高まる。寄生虫が自身を守るために寄生主の行動を操作するのは確かにありそう。でも、それで全てが説明できるかといえば、それはへ理屈にすぎないのではないかという気がする。屁理屈だとわかったうえで読むとしたら、こういうのは嫌いじゃない。むしろ好き。

  • うりぼう さん

    寄生が、日本人を規制する。元気になると奇声を発し、気勢が上がる。

  • てっしー さん

    実に分かりやすく面白く、知的好奇心が掻き立てられました。鵜呑みにしてはいけないと思うけど、刺激的であることは間違いない。最大の欠点は、このタイトルにもかかわらず、日本人論らしきものが全体の1割ほどで、極めて少なかったこと。このノリでもっと日本人論が読みたかったのだわ。例えて言うなら、寿司を食べに寿司屋に行ったら、板前に「うちのお勧めはラーメンだよ!」と言われて無理矢理食べさせられたラーメンがとても美味しかったような、そんな複雑な読後感。

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人物・団体紹介

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竹内久美子

1956年、愛知県生まれ。79年、京都大学理学部卒。同大学院で動物行動学専攻。92年、『そんなバカな!遺伝子と神について』(文春文庫)で第8回講談社出版文化賞「科学出版賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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