基本情報
内容詳細
羌という遊牧の民の幼い集団が殺戮をのがれて生きのびた。年かさの少年は炎の中で、父と一族の復讐をちかう。商王を殺す―。それはこの時代、だれひとり思念にさえうかばぬ企てであった。少年の名は「望」、のちに商王朝を廃滅にみちびいた男である。中国古代にあって不滅の光芒をはなつこの人物を描きだす歴史叙事詩の傑作。
【著者紹介】
宮城谷昌光 : 昭和20(1945)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後帰郷、ながい空白ののち「王家の風日」を完成。平成3年、「天空の舟」で新田次郎文学賞、「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で平成5年度芸術選奨文部大臣賞、「子産」で平成13年度吉川英治文学賞を受賞。著書に「孟夏の太陽」「沈黙の王」「侠骨記」「春の潮」「花の歳月」「晏子」「介子推」「孟嘗君」「長城のかげ」「玉人」「楽毅」等の小説、エッセイ集「春秋の色」「歴史の活力」「春秋の名君」等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO さん
読了日:2015/05/15
著者の生き様を学ぶ庵さん さん
読了日:2015/12/29
またべえ さん
読了日:2019/02/27
たみ さん
読了日:2016/03/05
ニケ さん
読了日:2015/08/24
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人物・団体紹介
宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。出版社勤務等を経て’91(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。’93年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞を、2000年、司馬遼太郎賞を、’01年、『子産』で吉川英治文学賞を、’04年、菊池寛賞を、’16
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