歴史の活力 文春文庫

宮城谷昌光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167259075
ISBN 10 : 4167259079
フォーマット
出版社
発行年月
1996年04月
日本
追加情報
:
16cm,253p

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読書メーターレビュー

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  • 著者の生き様を学ぶ庵さん さん

    孔子からホテルニューオオタニ創始者・大谷米太郎、マッサンの竹鶴政孝、西鶴が「日本永代蔵」に現わるる網屋に至るリーダーシップ論。死生観、父から子への教え、異相など、宮城谷昌光先生独自の視座に平伏せり。「父から子への教え」に取り上げられし堤康次郎が諸事業失敗の果てに謂ひし言の葉は商売の本質たり。言ひて謂はく「儲けなくともよいから、この世のために少しでも出来るだけのことをしよう」。こは孟嘗君の食客・馮諼が債務者の証文を燃やしし時の言に似たり。曰く「こちらになき義を買いにけり」。

  • Tanaka9999 さん

    1996年第1刷、文藝春秋の文春文庫。「会社人間上昇学」の改題ということで、既読。のはずなんだけれども、全く記憶にない。「会社人間上昇学」の感想として「タイトルからすると現代日本のエピソードの方が重要なのだろうが、どちらかいうと、古典のエピソード集のような感じの方が面白いのではなだろうが。」と書いたのだが、このタイトルだと古典のエピソード集のような感じになる。が、しかしエピソード集だけとなるとやはりこの作者の文はあまり面白みがないと感じる。

  • ぽんぽこ さん

    小説ではない宮城谷昌光さんは初めて。ビジネスマン必読!とありますが、日常を生きる私たちにも十分役立つ考え方でした。「わかりやすく、おぼえやすいものは、かならず正しいことを言っているのです」「わかりにくく、おぼえにくいものは、かならず間違った説をたてているものです」これは江戸時代の儒学者・伊藤仁斎の言葉。これは耳が痛いですし、だれもが心がけないといけないことですね。肝に銘じます。

  • caramelscratch さん

    中国に例をもとめると、みずからの王朝を滅亡させることになった夏の桀王や商の紂王は、人や物の愛しかたは一途であり、正直であったともいえる。考えようによっては、のちの聖王といわれる商の湯王や周の文王、武王のほうがよほど腹黒い。桀王や紂王の失敗は、妙ないい方かもしれないが、かれらがあまりに人間でありすぎたということである。(p153-154)

  • おらひらお さん

    1996年初版。日本の大企業の創業者の言行と中国古典・歴史と絡めた人生論かな。人相・言葉・真偽・才能・命名・創造・教育・死生・親子・人材・先覚者・哲理・貧富・信用・観察篇からなります。

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人物・団体紹介

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宮城谷昌光

1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。出版社勤務等を経て’91(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。’93年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞を、2000年、司馬遼太郎賞を、’01年、『子産』で吉川英治文学賞を、’04年、菊池寛賞を、’16

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