沈黙の王 文春文庫

宮城谷昌光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167259068
ISBN 10 : 4167259060
フォーマット
出版社
発行年月
1995年12月
日本
追加情報
:
16cm,317p

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    中国で初めて文字を作り出した商(殷)の高祖武丁を描く表題作を含んだ 短編集。「漢字」というものに拘りを持つ著者らしく、意気込みを感じるが、私には古代中国史はあまりあわないようだ。それにしても、ほとんど 資料もなにもない時代を文字から想像を膨らませて物語を紡ぎだすとは・

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    動乱の世であろうとも艱難辛苦であろうとも行先を決めるのはその人の有様と運と巡り合わせだ。「沈黙の王」の主人公は武帝。状況を冷静に俯瞰できるも、生まれてからついぞ、口を開かなかった彼は周囲の不安からくる侮りとそれによって派生した夢によって国を追われる不条理。最初に師事を請うた者から向けられた憐れみの目を見て「この者は師ではない」と思い切る気持ちは分かるな…。その後、巡り合わせを待っていた彼は理解者を得、初めて世界に「文字」を齎したのだ。黙する事によって生まれたものの恩恵を読者はここで初めて理解する構成が憎い

  • Book & Travel さん

    古代中国の三代〜春秋辺り、紀元前2000年頃!〜500年頃が舞台の短編集。短編といっても、それぞれ壮大な一代記のような物語で読み応えがあり、短編という感じがしない。時代背景の知識に疎いためか最初は少し入り込みにくかったが、宮城谷氏の丁寧で清々しい文体に徐々に古代中国の世界に引き込まれていった。特に最後の「鳳凰の冠」が良く、主役の叔向はじめ伯華、祁奚と器量ある人物が魅力的。「妖異記」の鄭友、伯陽もそうだが、宮城谷氏はこういう名君・名臣の話を嫌味なく書くのがうまいと思う。文字をつくった商の武丁「沈黙の王」は〜

  • 星落秋風五丈原 さん

    古代中国で初めて文字を創造した商(殷)の高宗武丁を描く表題作を読み返してみた時、寂寥間に包まれた。 高宗武丁は、生まれつき口がきけなかった故に、君主の役目を果たせないとされ、国を出された。仕方がない。国民にどう命ずる?どう気持ちを伝える?唯々諾々と従った武丁だが、その心は決して穏やかではなかった。むしろ言えないものがどんどんと溜まってゆく。どこかに出さねば心が窒息する。出口はどこか。この闇を照らす光はどこか。二つを必死に求め、そしてようやく文字という道具を見つけ出す武丁。作業自体は、確かにとても苦しい。

  • 紫陽花 さん

    古代中国の物語です。「沈黙の王」「地中の火」「妖異記」「豊饒の門」「鳳凰の冠」といった短編集で構成されています。私は中国歴史関係の本はよく読みますが、ほとんど知らない話ばかりでした。今や当たり前の弓や舟についても、持っている者と持っていない者ではえらい差ですね。勉強になりました。鄭公、叔向の行き方、なかなかできないです。ただ、こうありたいとは思います。

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人物・団体紹介

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宮城谷昌光

1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞、94年『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞(

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