孟夏の太陽 文春文庫

宮城谷昌光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167259051
ISBN 10 : 4167259052
フォーマット
出版社
発行年月
1994年09月
日本
追加情報
:
16cm,317p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 新地学@児童書病発動中 さん

    複雑な中国の春秋時代の歴史を、趙氏一族の生き様を通して描く連作集。人物同士のぶつかり合いを中心にして物語が進んでいくので、歴史のダイナミックなうねりを実感できた。ここで描かれている趙氏の面々は、欠点はあっても信義に厚い人物ばかりで、生きていく上で本当に大切なことは何か、ということを読者に考えさせる。耐え抜く人生を送った無恤を描く最終話の「隼の城」が一番の好みだった。

  • 遥かなる想い さん

    春秋戦国時代の趙一族の何代にもわたる苦闘の歴史。趙一族の家系図をメモにはさんで読んでいた。宮城谷昌光はどうやってこの時代の史実を蘇らせていくのだろうと舌をまく思いで読んでいた。特に無恤が知伯のあざけりも耐え忍び、復活していくシーンの筆力は秀逸である。

  • ふじさん さん

    再読。4つの短編小説の形式になっているが、これは晋の重耳(文公)に仕えた趙衰の息子である趙盾の成長から始まる、趙氏一族の盛衰記である。それぞれの時代を生きた趙氏の生の軌跡を中心に、身辺の家人、あるいは仇敵等を周縁に配置して、各編構成されており、春秋時代を描いた大作と呼べる作品だ。雄大な歴史ロマンに浸ることができる作品でもある。「重耳」への序章となる作品だ。

  • 崩紫サロメ さん

    春秋時代、晋の宰相趙氏7代、約200年間を扱った短編集。著者の初期の作で、後の長編『重耳』や『沙中の回廊』などに登場する人物も登場する。「孟夏の太陽」「月下の彦士」「老桃残記」「隼の城」1話ずつが秀逸な短編であるが、やはり一連の長編として読むべきだろう。「夏日の日」(孟夏の太陽)に喩えられた趙盾に始まり、その裔の無恤(趙襄子)の時代に趙・韓・魏が独立するに至るが、無恤が見る光景は雪の晋陽であり、雪上に走る一筋の夕日であり、鳥の飛ばぬ空である。戦国の大国の始まりの描写でありながら、寂寞とした余韻がある。

  • 蛇の婿 さん

    春秋の時代、普の国を舞台に、趙一族の歴史を綴る4つの連作短編集。『老桃残記』だけはあまり好きではありませんが(面白く無いのではありません。好きではないのです。)あとはとても好きです。『老桃残記』が好きではないのは、この短篇に示される中国ならではのモラルのあり方にあまり馴染みがないからです。…人民に主権といえる物があまりない時代が舞台なわけですからこんなことを言っても無粋であるのは百も承知ですが、正当、というだけで愚王に統治される人民はたまったものではないでしょう…うーん、好きじゃない、好きじゃないぞう!

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人物・団体紹介

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宮城谷昌光

1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞、94年『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞(

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