伝説のプラモ屋 田宮模型をつくった人々 文春文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167257040
ISBN 10 : 4167257041
フォーマット
出版社
発行年月
2007年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,288p

内容詳細

田宮模型は自他共に許す世界最大のプラスチックモデルメーカー。プラモデルのために実車のポルシェを解体してしまったという「伝説」の社長。その彼を取り巻く人々も負けず劣らずユニークだ。CIAに始まり、カルロス・ゴーン氏、韓国元大統領、カイロの小学生、そして偉大な父まで。伝説の模型屋を作りあげたさまざまな人間群像を紹介。

目次 : 田宮模型を創った男―父・義雄の苦悩/ 第一号プラモデルをつくった人々/ 小松崎茂先生の御恩/ マブチモーターとの半世紀/ 零戦をつくった男たち/ アメリカでタミヤを売りまくった男たち/ ドイツ人の名刺攻撃、禁煙志願のフランス人/ F1紳士たちの粋な計らい/ セナ選手とゴーン氏に贈った模型/ 天才!人形原型師たち/ タイガー戦車の音にこだわる/ ソミュール戦車博物館、取材奮闘記/ 投稿からブレーンになった精鋭たち/ カンヌ生まれのタミヤ社員/ 精密データの三大提供者/ 韓国朴大統領とタミヤ秘話/ 英国軍人模型マニア哀しき夫婦愛/ RCレース界のスターたち/ 私も出品、静岡ホビーショー/ 日本一のタミヤファン/ カイロ日本人学校からの手紙/ 飛行機と私/ タミヤ、第二の祖国/ これから、何をつくろうか

【著者紹介】
田宮俊作 : 1934年、静岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、父・義雄氏が経営する田宮商事に入社。模型の企画・設計に携わる。77年、(株)田宮模型社長。84年、(株)タミヤ社長。94年、静岡模型教材協同組合理事長。95年、(財)タミヤ奨学会理事長。2005年、日頃の自衛隊活動への協力に対して陸上自衛隊東部方面総監より感謝状を授与される。06年、浜松市美術館にて「田宮俊作展」開催。06年に大分市美術館、07年に静岡県立美術館で催された「ボックスアート原画展」で講演。07年、世界最大のドイツ・ニュルンベルク・トイフェアにて出展40周年の表彰を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • AoiHinata さん

    こういう「経験に裏打ちされたもの」って、すごく読みごたえがあって好きです。

  • うたまる さん

    「タミヤの最高傑作は、”NEXT ONE”である」……潟^ミヤ社長による社史の二作目。前作が会社と製品を軸としていたのに対し、本作は”人”を軸とした従業員の奮闘記であり、代理店との交渉譚であり、模型愛好家との交遊録でもある。そんな本書で一番目立っている”人”は、誰が相手でも生来のアクの強さを放つ社長である著者自身。エゴイスティックな業務指示や高飛車な交渉術、何らの躊躇もない自慢など、ゴリゴリの中小企業の社長ぶりが憎々しくも頼もしい。よって、本書はタミヤを語る本ではない。社長を知り、社長を愉しむ本だ。

  • ともくん さん

    「便利は不便の始まりでもある」この言葉は忘れないようにしようと思います。

  • バカ殿。 さん

    なんでプラモメーカーが、静岡に多いかわかった、

  • Naomi Araki さん

    私のプラモデルと言えば、仮面ライダーの怪人(多分バンダイ)どまりで、ゼロ戦や戦車など、女子には全く興味のないものだった。家に何かタミヤの商品があったか?を思い起こすと、70年代、父のポルシェカレラぐらいだろうか。起業 、戦中後の苦労から、F1の日本でのブレーク、9.11まで、ざっと書かれている本だが、古い戦車の実機のエンジン音を収録する話だとか、相当おもしろい。これからも世界のタミヤでいてください。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品