幻の指定席 文春文庫

山村美紗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167246051
ISBN 10 : 4167246058
フォーマット
出版社
発行年月
1983年10月
日本
追加情報
:
16cm,285p

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 浅木原 さん

    名高い「新幹線ジャック」を目当てに読んだけど、なるほど評判に違わぬ傑作。どうやって新幹線をジャックするのか、そして線路上しか走れない電車からどうやって金を奪って逃げるのか。冴えたアイデアを僅か50ページの中で書ききるスリリングな名品。ただ短編集全体としてはこれ一作だけが飛び抜けてて、あとは「不用家族」も悪くないんだけど、残りは……。トリックが古くなってるのはともかく、謎の設定と真相のサプライズが噛み合ってなかったりして、はあ、としか言い様のないのがいくつか。他の山村作品読もうという気にはなりませんの。

  • うえぴー さん

    初の山村美紗。ミステリのオフ会で薦められたもの。トリッキーな短編が並ぶ中でも、面白かったのは、「新幹線ジャック」「不要家族」の2編。トリックの女王と呼ばれただけあって、考え抜かれた話が多く、謎と物語のバランスが良かったのが先に挙げた2編。それ以外は頭でっかちの感があります。「新幹線ジャック」などは、膨らませれば十分長編を支えられるだけの魅力的な謎だったので、少しもったいない気がしました。

  • コマンドー者 さん

    山村氏の昭和50年代前半に発表された短編を集めた作品。いずれもアイデアに富んだトリックが堪能できる傑作揃いで、特に新幹線ジャックは設定も派手でアイデアも秀逸である。

  • 松井和翠 さん

    100位【A】「新幹線ジャック」・本当に山村美紗か、というぐらい文章・設定がしっかりしている。○○は?、という点が唯一引っ掛かるが、見事な作であることにかわりはない。

  • 松井和翠 さん

    第九編。『新幹線ジャック』。「ウエイト・フォー・ヒュー・ミニッツ」

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人物・団体紹介

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山村美紗

京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、1967年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。70年「京城の死」(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。74年『マラッカの海に消えた』で本格デビュー。83年『消えた相続人』で日本文芸大賞

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