零戦燃ゆ 5

柳田邦男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167240134
ISBN 10 : 4167240130
フォーマット
出版社
発行年月
1993年08月
日本
追加情報
:
381p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • イプシロン さん

    特攻――。何度考えてみても、まったく肯定する気になれない精神性である。本巻の内容のみをもって特攻を考えることはほぼ不可能であろう。だが、命令する側とされる側の心情統一と、両者の置かれた環境が心情統一を招くという著者の分析は鋭いものがある。つまり、ある環境に陥ったとき人間は必然的に究極の自己犠牲を選ぶのだ、と。したがって、それを阻止する方法は、そのような必然性をもつ人間精神の本質についての知識と、それへの教育こそ肝なのだろう。また、特攻に対する米軍の軍事的分析があまりにも合理的すぎて苦笑した面があった。

  • イプシロン さん

    第五巻は、マリアナ沖海戦、特攻兵器の開発経緯と過程の推測、追い詰められた者が陥る希望的観測による戦果誤認( 台湾沖航空戦)、それらが絡みあって醸成された全軍特攻へと進む道が描かれる。読むだけで鬱々とした気分になった。特攻については色々考えてきたし、基本的に極左思想な私は特攻絶対否定派だが、今回再読して、何も言えないし語るべきでもない気がした。そもそもどんなに思考してみても、特攻隊員の遺書を読んでみても、感覚的に彼らが何をどう思っていたのかを知る術がないからだ。「死人に口なし」という言葉がある。

  • クライン さん

    昭和19年10月、大西中将により最初の特攻を命ずる書面が作成、発令されました。攻撃隊は4隊、それぞれ敷島隊、大和隊、朝日隊、山桜隊と命名され、今に至るまで日本について回るイメージの原点、「特攻」の始まりです。そして間を置かずレイテ沖へはかの巨大戦艦・武蔵が波頭を蹴立てて進みます。「敷島の 大和心を 人問はば 朝日ににほふ 山桜花」 本居宣長。

  • しょうご さん

    日米両軍のパイロット、技術者、軍人の緻密な取材から第二次世界大戦の開戦から終戦までを描く超大作。ハードカバー3冊(文庫6冊)ありますが、息もつかせず読ませます。

  • p-man さん

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柳田邦男

ノンフィクション作家、評論家。21世紀高野山医療フォーラム理事長。1936年、栃木県生まれ。東京大学経済学部卒業、NHK記者を経て作家。主な受賞に、1972年『マッハの恐怖』(フジ出版社)で大宅壮一ノンフィクション賞、1979年『ガン回廊の朝』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、1995年『犠牲―

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