制服概論 文春文庫

酒井順子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167228088
ISBN 10 : 4167228084
フォーマット
出版社
発行年月
2009年01月
日本
追加情報
:
16cm,236p

内容詳細

セーラー服、学ランなどの「期間限定の制服」、OLやスチュワーデス、料理人などの「働く制服」、さらに「戦う制服」「スポーツと制服」…なぜ私は、そしてなぜ日本人は制服が好きなのか。人生で一度も制服を着る機会に恵まれなかった制服好きの著者が検証する、ときめく制服、ときめかない制服の法則。

目次 : 期間限定の制服/ 働く制服/ 戦う制服/ スポーツと制服/ 儀式と制服/ 制服の「頭部」/ 終章 制服を脱く時

【著者紹介】
酒井順子 : 1966年東京生まれ。エッセイスト。高校生の時から雑誌にコラムを書き始める。立教大学卒業後、広告代理店に3年間勤務し、フリーに。世相を的確にとらえるクールでシビアな視点が人気を集める。2004年、「負け犬の遠吠え」で第4回婦人公論文芸賞、第20回講談社エッセイ賞をダブル受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • isao_key さん

    調査や統計に基づいたデータは使っておらず、ミーハー的な感情や願望など主観によって書かれているが、意外となるほどと思わせる記述もある。例えば、学ランは、どうしようもない男子を普通に見せ、普通の男子を格好よく見せる力を持っている。学ランの元は軍服だそうだが、軍服は「何かを我慢している」ように見え、耐えている感じが凛々しさを与える。また女子高生がスカートを短くする理由について、女子高生であることの価値には、性的な価値も含まれているということがわかり、世間が見たがっているから見せるようになったと分析している。

  • 小日向小媛 さん

    制服、やっぱいいな。人間の「群れたい」本能、「しばられたい」本能いい感じについてこられてたんだなぁと。しみじみ制服について考える。

  • ごえもん さん

    これは面白かった!世の中、様々な制服があるけど、制服と言って思い浮かぶのは「看護師」「キャビンアテンダント」「学生服」「セーラー服」。。。でも、それぞれに作者の主観があって、それが新鮮で面白く読めちゃう作品です。自分を殺して制約のある立場での制服がいいと言う発想は言われてみたらそうなのかもしれません。特に、隠すバランスが世界遺産級の「宝塚音楽学校」の制服とそれをまとう生徒さんの行動の描写は私でも一度宝塚で通学姿を見たいと思いました(笑)お薦めの一冊。

  • yamatoshiuruhashi さん

    初酒井順子。著者名知らなかったけど「負け犬」というネーミングの概念を言い出した人と聞けばよく解る。制服好きの制服好きによる本。でも制服好きでなくても楽しめる。「制服」をかくも高尚な考察の対象にできることが凄い!! でもところどころ、その制服を着ている人の仕事に対して、従事者本人たちと著者が望む「制服者」の意識のずれもあり面白い。(特に建設関連でそう感じた)。男が「制服好き」だというと、ウヨクだとかロリコンだとか言われそうだが、女が言うと新境地を開いたようで羨ましい。

  • 朱音 さん

    制服って着崩さないのが実は一番かっこいいんだけど、着せられてる時は着崩すんだよなぁ。長くしたり短くしたり。私も好きだけど、私以上に制服好きな友人がいる。息子に詰襟を着せるのが夢だったが彼は制服のない一貫校に入ってしまった。残念。

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酒井順子

1966年東京都生まれ。『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞と講談社エッセイ賞をダブル受賞

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