天智(てんち)帝をめぐる七人 文春文庫

杉本苑子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167224233
ISBN 10 : 4167224232
フォーマット
出版社
発行年月
1997年05月
日本
追加情報
:
285p;16

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読書メーターレビュー

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  • モルク さん

    蘇我鞍作(入鹿)暗殺に始まる大化の改新から、天智天皇の死後巻き起こる壬申の乱までの間、天智天皇にまつわる7人がその視点から見つめた古代小説。この時代のものはずっと以前夢中になって読んだ。特に黒岩重吾さんや永井路子さんの物が多かったけど…結構相関図は忘れているものが多かった。兄弟姉妹、親子それぞれは覚えているが、妻であり姪、兄弟であるが義理の親子、姉妹揃って妃になるとか、近親婚は利害関係もある当たり前だったのでその複雑さに何度も相関図を見直す。大海人皇子と大津皇子が好きなので幼少の大津皇子の登場に興奮した。

  • ワッピー さん

    読み友さんの感想から。斉明紀に頻発する怪異の背景を知ろうと手に取りました。乙巳の変の立役者・中大兄皇子を軽皇子・有間皇子・額田女王・常陸郎女・鏡女王・中臣鎌足・鵜野皇女の視点から多角的に描いた政争・人間関係ドラマ。これまで歴史上の記号でしか知らなかった当時の宮中人の感情・思惑が生々しく伝わって来ます。そして最後の白馬のシーンは血塗られた政争劇の幕引きとして見事なエンディングだと感じました。この時代についてまだまだ知りたいことはいっぱいありますが、時代背景や権力構造を俯瞰できるすばらしい小説でした。

  • ちゃいろ子 さん

    こちらも絶対面白いに決まっているのに長らく積んでいた1冊。 読書家の方々になら、この矛盾した行動わかって頂けますよね?(汗) 期待通りでした!!! 天智天皇周辺の読み物は何冊か読んでいたが、杉本さんの描いた人々がまた新鮮で新たな驚きがたくさんあった。 蘇我赤兄とか天下の大悪人と思ってたけど、なるほどねぇ。確かにそうだ。 作者本人によるあとがきもとても良かった。 そうか杉本先生は天智天皇はあまりお好きではなかった(笑) でも白馬の伝説に惹かれて、この素晴らしい短編連作を描かれたと。 ありがたいありがたい。

  • ナオデラ さん

    大化改新から壬申の乱まで。蘇我氏、中臣鎌足、額田女王、中大兄皇子、大海人皇子血縁関係入り乱れる時代をそれぞれの視点から解りやすく、尚且つ情緒豊かに描かれている。宇宙皇子地上編を読んだ後だったので人物像も飲み込みやすかった。

  • TheWho さん

    時は、蘇我入鹿の暗殺事件、所謂乙巳の変から白村江の戦いの敗戦、壬申の乱の直前の飛鳥時代に天智天皇の時代を生きた7人の人々の視点から、権力の光と影を鮮やかに描き出す短編連作の古代史絵巻。難波京に取り残され憤死した軽皇子(孝徳天皇)から始まり、謀反の罪で謀殺された天智天皇の異母弟有間皇子、天智天皇と天武天皇に翻弄された万葉歌人の額田王、そして中臣鎌足や天智天皇の娘で天武天皇の皇后であり後の持統女帝らが、天智天皇との関わり合いを大化の改新前後の動乱に時代を描いた秀作です。

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人物・団体紹介

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杉本苑子

1925年東京生まれ。62年に『孤愁の岸』で直木賞、78年に『滝沢馬琴』で吉川英治文学賞、86年に『穢土荘厳』で女流文学賞を受賞。2002年に菊池寛賞と文化勲章を受けた。17年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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