神鷲商人 下 文春文庫

深田祐介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167219260
ISBN 10 : 4167219263
フォーマット
出版社
発行年月
2001年05月
日本
追加情報
:
447p;16

内容詳細

インドネシア大統領第三夫人となった直美は、異国での軋轢に傷つきながらもスカルノの愛情を励みに、確固たる地位を築き上げていく。一方、彼女を利用し、巨利を貪り続けようとする日本商社の思惑と、それをめぐる男たちの野心は何をもたらしたのか。果たして、戦時賠償はインドネシアを救うという神鷲だったのだろうか。

【著者紹介】
深田祐介 : 1931(昭和6)年、東京生れ。暁星高校を経て、55年早稲田大学卒業。日本航空に入社し、海外駐在員、広報室次長を歴任。83年退社し、作家活動に専念。76年『新西洋事情』で大宅壮一ノンフィクション賞、82年『炎熱商人』で直木賞を受賞。87年文芸春秋読者賞を受賞した『新東洋事情』以来、アジア情報・分析において、読者の絶大なる信頼を集める。著書に『暗闇商人』『激震東洋事情』『美食は人にあり』『鍵は『台湾』にあり!』(共著)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まつうら さん

    下巻で正式に大統領と結婚し、ディア夫人となった直美。スカルノと傷つけ傷つけられの愛憎劇の中で、家出をしたり自殺未遂を起こしたりと目が離せないが、事件のたびに着々と大きな存在に成長していく。この22歳とは思えないしたたかさは、どこまでが計算ずくなのだろう? しかし共産主義に傾倒した晩年のスカルノは、計算どおりにはいかなくなった。東西冷戦の犠牲となったかのようにスカルノが亡くなるシーンで物語は終わりになるが、ディア夫人の人生は続いていく。本年82歳となるデビィ夫人のしたたかな人生に、エールをおくりたい。

  • 湖都 さん

    下巻はスカルノ大統領の死までを一気に描く。上巻と比べると、商人達の動きよりもディア(デヴィ夫人)のことがメイン。権力者の妻だからといって、政治に口出ししたり勝手に駆け引きするのはどうかと思う。でも、故郷に家族もなく、国民からは憎まれ、敵も多く、頼りの大統領が口だけうまい夫だったら…自分の存在を維持するためにああなっちゃうのかなぁと思ったりもする。第2の主人公格である商人の富永と女達のことも幕間に挟んでくるけど、ハルティカにはディア程の魅力はない!この本はデヴィ夫人の協力の元に生まれた、デヴィ夫人の物語。

  • rokubrain さん

    直美(ディア夫人≒デヴィ夫人)が持ち前の負けん気と天性に備わっていたかのような「(宮廷)政治力」を発揮している。夫のスカルノに与える影響力もそうだし、ライバルである第2夫人クリスティ二や日本の政財界に対しても。賠償の対象であるサリナデパートPJなどを餌に日イ双方が政治、企業資金のための賄賂の巣窟になっている状況がつぶさに描かれている。児玉誉士夫など当時の裏権力が働いていた様子も。一方、独立の英雄、スカルノの公私混同ぶりも次第に常軌を逸してきた。老害かな。人間力に有無を言わせぬエネルギーがあった時代ですな。

  • だっち さん

    ★★★⭐︎⭐︎デビ夫人と彼女が若かりし頃のインドネシアの話。戦後の日本とインドネシアの関係性が楽しく学べました。

  • おかっち さん

    スカルノ大統領の失脚までの背景をざっくり知ることができた。インドネシア在住だからこそ見えるものもあったと思う。勉強になった。

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人物・団体紹介

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深田祐介

1931年東京生まれ。早大卒。日本航空(株)勤務の後、作家として独立した。現在は(株)日本航空文化事業センターの役員を務めている。’58年『あざやかなひとびと』で第7回「文学界」新人賞受賞、’76年『新西洋事情』で第7回大宅壮一ノンフィクション賞受賞、’82年『炎熱商人』で第87回直木賞受賞、’88

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