スティーブン・プレスフィールド

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炎の門 小説テルモピュライの戦い 文春文庫

スティーブン・プレスフィールド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167218720
ISBN 10 : 4167218720
フォーマット
出版社
発行年月
2000年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
598p;16

内容詳細

紀元前480年、クセルクセス大王率いるペルシア軍200万はギリシアに襲いかかった。テルモピュライの地で敵を迎え撃つはスパルタ軍の精鋭300人。放たれる無数の矢で天日が覆われるほどの猛攻を7日間しのいだ彼らも、刀折れ矢尽きて遂に玉砕する―世界史上名高い凄惨な白兵戦とギリシア人の誇りを雄渾に描く一大スペクタクル。

【著者紹介】
スティーヴン・プレスフィールド : ゴルフ小説のベストセラー”The Legend of Bagger Vance”の著者。本作に続いて、ペロポネソス戦争の英雄アルキビアデスを描いた”Tides of War”を発表している。カリフォルニア州ロスアンゼルスに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Panzer Leader さん

    戦争冒険小説の傑作「砂漠の狐を狩れ」の作者の作品。スパルタ人は頭の固い筋肉ムキムキ戦士ってイメージを持っていたんだけど、本書を読むと(フィクションであるとはいえ)自由を愛し国・妻子・仲間を思い、戦闘の時には恐怖も感じるごく普通の男たちであった。生還の望みがない任務にも粛々と赴く熱き男たち、送り出すスパルタの女たちの心情も泣かせる。戦闘場面は戦いというよりは肉弾がぶつかり合う殺戮の様なアクションシーンにも度肝を抜かれる。読了するのに時間がかかったのは、読み終えるが勿体無いと思えるほどの出来だったから。

  • スー さん

    語り手はスパルタ人ではなく、従者のクセオネスでテルモピュライの戦いで重症を負い捕虜になりペルシア王のクセルクセスと歴史官に語っていきます。レオニダス王も60を越えていてビックリ!最初は話に入り込みずらかったがスパルタ人の考え方や訓練の様子などが中心になってくると面白くなりました。彼等は超人では無く同じく恐怖を感じ妻子を想う普通の男達でした。最後は市民・農奴関係無く同じ武器を持ち方陣を組敵を蹴散らすところは熱く泣けました。「旅行くものよ、スパルタ人に伝えよ。われらはその掟に従いて、ここに眠りてあると」

  • tai65 さん

    星5つ

  • Οὖτις さん

    たった今読み終えて、まだ涙腺が熱い・・・。時代や、文化の違いで人間は大きく生き方が変わる。ラコニゾンテス(スパルタかぶれ)になりそうです。

  • haruka さん

    戦闘場面の描写は長いけれど飽きない。戦争、兵士や奴隷の本音、宗教観がリアルで、歴史の教科書よりもずっとスパルタに近付けたような気がしてとても面白い。ただ西欧はこの戦いが民主主義の芽を守ったと言って美化するけれど、一人の命が恐ろしく軽くて、侵略者から土地を守ったと言うけれどスパルタも他の土地に攻め込んだりこの戦争後に勝者同士で戦争を始めたりとそもそも元々戦争ばかり。だから戦って死ぬ勇気を称える部分には、感動や共感はできない。

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