スペンサーヴィル 上 文春文庫

ネルソン・デミル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167218621
ISBN 10 : 4167218623
フォーマット
出版社
発行年月
2000年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
434p;16

内容詳細

冷戦の終結。それはキースにとりリストラによる解雇を意味していた。ヴェトナム戦争以来軍一筋、国のために命をかけてきたというのに。激務から解放されたキースがまっ先に考えたこと、それは「故郷に帰ってアニーに会いたい」だった。しかし彼女はすでに地元の悪徳警察署長の妻となっていた!傷心のキースのもとにある日…。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    これは児玉清さんがものすごくいいということで何回も読み直すところがあるというので読んでみているのですが、「ニューヨーク大聖堂」のようなものを期待したのですがまるっきり異なる分野です。わたしにはあまり合わないのですが、児玉さんがどこを読みなおすのか確かめたいという気で最後まで挑戦してみます。アマゾンなどでも手に入らないので古本屋で注文しました。

  • Tetchy さん

    世間一般では「デミルのハーレクインノベル」と評されている一種の恋愛物。退役軍人として故郷スペンサーヴィルに帰ったキースとかつての恋人アニーとの変わらぬ愛情とそれを陰湿な嫌がらせで阻む彼女の夫、狂気の悪徳警察署長バクスターとの戦い。今回は物語としては非常にシンプルである。この単純な図式ゆえに上下巻各400ページも費やす事に冗長さを感じた。まずキースとアニーとの邂逅までが長い。また優秀な国家安全保障会議の一員まで務めた退役軍人キースの過去を振り返り、他人の目を気にしてウジウジ独白するのも情けなく感じた。

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人物・団体紹介

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ネルソン・デミル

1943年ニューヨーク生まれ。1985年ヴェトナム戦争をテーマにした軍事法廷小説『誓約』で注目を浴びる。その後『ゴールドコースト』『将軍の娘』など話題作を連発、いまやアメリカを代表する国民的作家である

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