昭和のエンタテインメント50篇 下 文春文庫

文藝春秋編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167217167
ISBN 10 : 4167217163
フォーマット
出版社
発行年月
1989年06月
日本
追加情報
:
534p;16X11

内容詳細

織田作之助の哀切深き佳品「蛍」、林芙美子が流麗な筆致で描く「晩菊」、内田百のユーモア、木々高太郎のミステリー、そして銭形平次、眠狂四郎といった時代小説のスーパーヒーローたちの活躍譚。山本周五郎「薮の蔭」から向田邦子の「男眉」まで下巻収録の24篇もいずれ劣らぬ傑作揃い。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    こちらには24編の作品が収められています。上巻よりも読みやすいものが多く感じました。特に石坂洋二郎の「石中先生行状記」というのは、バルザックの「風流滑稽譚」を模したものだというのを初めて知りました。尾崎士郎の「ホーデン侍従」というのは奇譚ですね。五味康祐の「一刀斎は背番号6」が野球好きの私にとってはたまりませんでした。かなり楽しめました。

  • しんすけ さん

    下巻になってからは馴染みある作家が増えてきた。 昭和55年前後、出張の車中で週刊誌を読むことが暫しあったからだろう。なかでも源氏鶏太、藤原審爾、柴田錬三郎、海音寺潮五郎が懐かしい。 印象に残ったのは下記3点だった。 ●山本周五郎「藪の蔭」  ●石坂 洋次郎「同窓会の巻」石中先生行状記から  ●藤原審爾「罪な女」  何れも人間という生の儚さを醸しており、独り身の今が身につまされて切なかった。

  • モリータ さん

    ◆昭和63年7月のオール讀物増刊号を文庫化したもの。◆『銭形平次捕物帳』『石中先生行状記』『阿房列車』『眠狂四郎無頼控』『しぐれ茶屋おりく』など、連作の一篇がつまみ食いできてよい。◆林芙美子「晩菊」と海音寺潮五郎「足利義満」は飛ばす。◆檀一雄の「汀の声」は『リツ子・その死』の一部なので数度読んでいるはずだが、ラストのチチとタローのやり取りは良かった。

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