殺人百科 3 陰の隣人としての犯罪者たち

佐木隆三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167215088
ISBN 10 : 416721508X
フォーマット
出版社
発行年月
1987年07月
日本
追加情報
:
245p;16X11

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読書メーターレビュー

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  • TakaUP48 さん

    戦後から78年までの有名事件が並ぶ。誰もが食を求めていた戦後、買い出しの女性7人?を言葉巧みに誘い性の毒牙にかけた「淫獣」小平義雄。慶大卒で、借金返済のためにバーでの殺人「冷血」正田昭。評判の良い歯科医だったが、借金返済のため資産家の幼稚舎の子供を誘拐、身代金の取りはぐれで幼児殺害「誘拐魔」本山茂久。一寸した弾みからの酒乱の焼死殺人「酩酊魔」石部金吉。今まさに問題になっている列車内犯罪。横須賀線電車内爆破の<爆破狂>若松善紀。暴力団組員で山口組田岡組長を襲撃した男<鉄砲玉>鳴海清。事件の陰にドラマありだ!

  • gtn さん

    雅樹ちゃん誘拐殺人事件の犯人本山茂久は、歯科医という恵まれた境遇にありながら、不倫で身を崩し、転落する。犯行計画も杜撰、刹那的であったに関わらず、人一倍生への執着があった。本著には描かれていないが、刑死を免れるために、獄中で気がふれたふりをしていたらしい。臆病な人間である。

  • Gen Kato さん

    再読。犯罪者はどこから道を外れるのか、それぞれ答えは一様ではないし、方程式があるはずもない。寅さんの口上で「助平のはじまり」と揶揄される小平義雄、バー・メッカの正田昭、誘拐魔の本山茂久…

  • wasabi さん

    寅さんの口上で「助平の始まりが小平の義雄」と聞かされてきた男は、初っ端から淫獣として登場する。これはもう、助平というより完全にケダモノだ。

  • まい さん

    終戦後から1970年代までに起きた犯罪が描かれている作品。赤裸々に描かれているため、かなりリアリティーがあって、ひきこまれる。残虐、残忍な犯人ではあるが、様々な事情や精神的な欠陥があるのだと思った。

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人物・団体紹介

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佐木隆三

1937年(昭和12年)4月15日‐2015(平成27年)10月31日、享年78。朝鮮・咸鏡北道(現在は朝鮮民主主義人民共和国)生まれ。本名・小先良三(こさき リょうぞう)。1975年『復讐するは我にあり』で第74回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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