平家物語の女性たち 文春文庫

永井路子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167200497
ISBN 10 : 416720049X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
16cm,285p

商品説明

来年の大河ドラマ「平清盛」の時代を、女性の側から描いた傑作
清盛が華麗に活躍した平家物語の表舞台の陰で、ひっそりと美しく生きていた女たちがいた。おなじみのヒロインたちが総登場の名著

内容詳細

平清盛ら源平の武者たちの華麗な戦さを謳いあげた「平家物語」の舞台裏で、ひっそりと息づいていた女性たちがいた。清盛の気まぐれに翻弄される白拍子、天皇に愛されたばかりに宮廷を追われた小督局、戦場に青春を燃やした巴御前、幼帝を抱いて入水した二位尼と悲劇の中宮徳子。十余人の肖像を描く、読み継がれるベストセラー。

目次 : 恋人たち(祇王 祇女 仏御前/ 葵女御 小督局/ 千手前/ 横笛)/ 妃たち(祇園女御/ 二代后)/ 人妻たち(小宰相/ 維盛の妻/ 巴/ 大納言典侍(佐))/ 2人のヒロイン(建礼門院/ 二位の尼 時子)

【著者紹介】
永井路子 : 大正14(1925)年、東京に生れる。東京女子大学国語専攻部卒業。小学館勤務を経て文筆業に入る。昭和40年、「炎環」で第52回直木賞受賞。57年、「氷輪」で女流文学賞受賞。59年、第32回菊池寛賞受賞。63年、「雲と風と」で吉川英治文学賞受賞。平成21年、「岩倉具視」で毎日芸術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夜間飛行 さん

    運命に流されるだけの建礼門院が、大原御幸の場面で女人往生を象徴する悟りの心境を見せることを不自然とし、そこに物語としての綻びをみている。一方、二位の尼・時子については作中で変貌する人物造形をむしろ肯定的に捉えている。平凡な女性だった時子が、屋島でわが子・重衡の救出を哀願して一歩も譲らず、壇ノ浦で平家を代表する気魄を見せるのは確かに感動的だ。「浪の下にも都の候ぞ」は、知盛の「見るべき程の事は見つ」と並ぶ名台詞として心に残る。対して、宗盛と建礼門院は覚悟が定まらないから救い上げられた…と著者はあくまで厳しい。

  • chantal(シャンタール) さん

    平家物語の余韻冷めやらぬうちに読んだこちらは、永井路子さんが平家物語に登場する女性たちに焦点を当て、物語の中でどのように描かれ、役割を担っているのかを解説している。あの頃の女性は重要視されていないため、その実在の有無さえ分からない人物もいる。史実を交えた永井さんの小説家としての推理はなかなか興味深い。建礼門院は感情の振り幅が小さかった、特に感動も悲哀も感じていなかったのではないか、だからこそあれだけ永らえる事が出来たのでは?と言う考察は面白い。幼帝を抱いて入水したのは何故時子だったのかもうなづける。

  • takaC さん

    新装版は初読み。時々挟み込まれている原文は読みにくいけど意訳付だから問題ない。

  • クラムボン さん

    平家物語の女性たちについて、独自の解釈でバッサ!と小気味良く切り込みます。まず軽く「白拍子の《祇王・祇女・仏御前》は作者の自由な創作だ」と言い切る。「《大原御幸》も創作と見た方が自然だという気がしている」と続く。建礼門院の悟りの告白「これまで私は六道を輪廻していましたが、仏道に帰依すれば仏の世界に生きられます。」 これに対して、断定は出来ないと言いつつ「後白河法皇を前に、一大仏教論を展開するようなしっかり者ではなく、ごく影の薄い存在こそ、彼女の実像ではなかったか。」と、建礼門院には手厳しいですね。

  • マサキ@灯れ松明の火 さん

    永井路子先生が、「平家物語」の女性達を読み解く!平家物語‥まだまだ王朝絵巻の雰囲気を残しながら、平氏という武士(もののふ)の世の栄枯盛衰をも描き出す。欲張りな作品です。しかしながら、女性達の扱いは…よくないですね★主役は、武士(もののふ)なので仕方がないですが…当時の作者様……女性達のこともシッカリ描いて欲しかった。。ここからは…本読みの想像を働かせるということですかねと。。

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人物・団体紹介

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永井路子

1925年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業。64年『炎環』で直木賞、82年『氷輪』で女流文学賞、84年菊池寛賞、88年『雲と風と』ほかで吉川英治文学賞、2009年『岩倉具視』で毎日芸術賞を受賞。23年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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