うたかたの

永井路子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167200350
ISBN 10 : 416720035X
フォーマット
出版社
発行年月
1996年07月
日本
追加情報
:
219p;16

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読書メーターレビュー

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  • さとみん さん

    自分がしていることを「死ぬまでの暇つぶし」と言った男は人生の悲哀を超えたところにいたような気がする。若い頃の自負が折られて、数十年の月日の中で現実と折り合いをつけた結果なのかもしれないけれど、悪くない年の取り方だなと思えた。六人の女性が語る一人の男の人生の断片という構成が味わい深い。

  • adri8na さん

    どんどん、落ちぶれる姿が明るみにててくる、男の話。だけども・・・そんな男を捨てる自分がいれば、そんな男を拾う他人もいると言う事か??周り巡った人の縁を感じる。文章としては淡々としてしていて読みやすい。余計な物はない。視線が辿る部分にだけ光があたり、読み終わった部分は忽ちに、するすると陰に沈んでいく様だ。主人公の男がするりするりと、女の間を通り抜けて行く雰囲気に少し似ている。女らしい男だなぁ、とにかく。

  • Mana さん

    一人の男とその男に関わった六人の女のたちの話。六つの短編がそれぞれの女視点の独立した話になってる。さらっと読むと主人公の男はしっかりした人物っぽいけど読み進めていくうちにだんだんろくでなしになっていく。一話目とそのあとがまるで別人。

  • ランバート さん

    ひまつぶしみたいなもの、とは私もよく思う。このごろ。でも、少しは誰かの役に立ちたいともまだ思ってる。凡人だから。この男の人にはいつも女のひとが寄り添ってくる。

  • あき さん

    主人公みたいな男は、嫌だ。けど、女の人主体で書かれているから、スイスイ読めた。それに、大正の作品なのに、平成の今も、根本的に変わらないから、読みやすいんだろうな。

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人物・団体紹介

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永井路子

1925年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業。64年『炎環』で直木賞、82年『氷輪』で女流文学賞、84年菊池寛賞、88年『雲と風と』ほかで吉川英治文学賞、2009年『岩倉具視』で毎日芸術賞を受賞。23年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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