裸足の皇女(ひめみこ)

永井路子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167200275
ISBN 10 : 4167200279
フォーマット
出版社
発行年月
1992年11月
日本
追加情報
:
302p;16X11

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読書メーターレビュー

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  • ちゃいろ子 さん

    「古代の朝廷に渦まく熾烈な策謀と奔放な恋の行方を描く」、、、短編集。 流石永井路子さん!と唸りたくなる面白さ。 万葉集の基礎知識がもっとあったら更に面白かったのだろうなと思う。 古代ものも、詳しくないし天上の虹ベースの知識なのだが、それでも触れていると楽しい。(当たり前だが、天上の虹とは全く違う描き方をされている登場人物たちがとても面白かったし)もっと読んでいたかった。 永井路子さん、杉本苑子さんの短編ものは買って安心して積んであるので、今年中に読むぞと誓いました(^_^;)

  • 紅香 さん

    マハさんが一枚の絵から物語を紡ぐのに対し、永井さんは支流から離れた枝葉の人物、万葉集の歌から、発掘された器の欠片からも物語を紡ぐ。その莫大な人の想いに顔があることに感動を覚えた9つの短編集。幼い新田部皇子がチチミカドのモガリから何人ものモガリを通して処世術を知って行く『殯の庭』が特に印象的だった。『恋の奴』以降の短編は万葉集から見た人間模様。万葉集も意外と訳ありの恋が多く、杓子定規的に縛られている私の心を貫くような強さがそこにはあった。『来むと言ふも来ぬ時あるを来じと言ふを来むとは待たじ来じと言ふものを』

  • 丸猫うどん(旧カレーうどん) さん

    明日をも知らぬ毎日だから、恋するのも全力。誰かと愛を語らうことで、生きている実感を得ていたのか。古代は戦国時代とまた違う熱さがある時代ですね。人物の関係図はややこしかったが、どの話も良かった。

  • ten さん

    「天空の虹」を読んでる最中から、無性に永井さんの作品を読みたくなった。奥付は1992年なので、私の永井コレクションの中でも最後に近い作品。万葉歌とリンクさせた9編の短編集。表題の「裸足の皇女」と「殯の庭」が好き。作者あとがきもなかなかおもしろかった。「大津の非業の死は、わが子草壁を溺愛する持統のエゴによるという解釈が多いが、倉山田系の血をひく持統が、赤兄系の山辺の立后を許すはずがない、というのが私の私見である」そうそう、これこれ。このあと、「天上の虹」とかなり同時進行の「美貌の女帝」読みます。

  • クラムボン さん

    飛鳥から奈良時代にかけての短編集です。この時代は、天智天皇系、天武天皇系、蘇我一族、藤原一族などの血縁関係が入り乱れて、人物の素性を見定めないと、訳が分からなくなります。系図が載ってないので頭は混乱、苦戦しました。表題の『裸足の皇女』は天智帝の娘の山辺皇女です。母方の祖父は蘇我赤兄。権謀術数で生き残るが壬申の乱で配流。そして山辺の愛する大津皇子は皇太子の有力候補ながら陰謀で葬られる。赤兄が陥れた有間皇子の死が微妙に重なる。有馬の詠んだ《結んだ松が枝を再び見たい》がこの物語の最後にスパイスとして利きます。

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人物・団体紹介

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永井路子

1925年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業。64年『炎環』で直木賞、82年『氷輪』で女流文学賞、84年菊池寛賞、88年『雲と風と』ほかで吉川英治文学賞、2009年『岩倉具視』で毎日芸術賞を受賞。23年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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