巨いなる企て 上

堺屋太一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167193058
ISBN 10 : 4167193051
フォーマット
出版社
発行年月
1984年05月
日本
追加情報
:
474p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 糜竺(びじく) さん

    石田三成が主人公の歴史小説です。豊臣家から天下を簒奪しようと企む徳川家康は、五大老筆頭で255万石の所領を持ち、40年以上も戦国時代を生きぬいてきた超大物。そこから、秀吉の亡き後、19万4千石の所領しかなく、五奉行の4番目の地位にしか過ぎなかった石田三成が、豊臣家を守る為に、対抗していく内容です。非常に目が離せません。現代と同じく、人それぞれに思惑、感情があり、理論派の三成の思い通りにはなかなかいかず、逆に苦労人で人の気持ちを汲み取れてそれを操る家康との対立は読みがいがあります。下巻が楽しみです。

  • 金吾 さん

    久々に読みました。堺屋さん得意の経済的視点と当時の会社を比喩に使う手法は面白いです。

  • 金吾 さん

    三成と家康の知恵合戦は面白いです。またほのかな方言もいい味を出していると思いました。毎回思いますが堺屋さんの時代小説は経済的視点があり面白いです。

  • BIN さん

    秀吉が死ぬ前からの石田三成を描いた作品。上巻は7将による三成襲撃の少し前くらいまで。天下人になろうとする徳川家康の野望をくじくために互いに謀略戦を挑んでおり、思惑を含めよく練って書かれている。家康は自分の意思で決定できるのに対し、三成は大老や奉行と合意をとって実施しなければいけないから大変です。獅子身中の虫がいるし、よくも対抗できたものだなあと改めて思いました。現代で例えることが多々あるところは少し気になるところではある。

  • あっき さん

    関ヶ原合戦に到るまでの三成と家康を中心とした駆引き。家康は非常に老獪に描かれていますが、天下取るには悪どいこともしなきゃいけなかったのだろうと思っているので、この家康も説得力あって私は嫌いではないかな。それでも違法婚姻の辺りはなかなか苛つかされましたが。三成の能吏っぷりが良い!博多での様子なんか細かく書いてあって嬉しいです。

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人物・団体紹介

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堺屋太一

1935年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒。60年、通商産業省(現経済産業省)入省。70年、日本で初となる万国博覧会開催を成功させる。75年、『油断!』で作家デビューを果たし、翌年、『団塊の世代』を発表。78年、通産省を退官し、執筆活動に専念。98年7月より経済企画庁長官、2000年12月より内閣

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