草のつるぎ 文春文庫

野呂邦暢

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167190019
ISBN 10 : 416719001X
フォーマット
出版社
発行年月
1978年02月
日本
追加情報
:
236p;16

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kochi さん

    仕事の口のない郷里を出て東京でガソリンスタンドの従業員として暮らした後、自衛隊に入った青年、海東。幾分屈折した雰囲気の青年の目から九州の自衛隊での訓練を描く表題作と、配属先の北海道での生活を描く続編(「砦の冬」上官との関係が一つの焦点になる)。自衛隊があるから朝鮮戦争による特需があり経済発展の転機となった後という知識があったのだが、世間一般はそうでもなく、まだ豊かではなかったらしい時期の日本の青年たちの様子や赤線廃止などの社会背景がうかがい知れる。表題作は芥川賞受賞作だが、あまり知られていないのか?

  • littlelielittle さん

    4、5年前に鎌倉駅近くの古本屋で購入。自衛隊が部隊ということであまり乗れず、冒頭は三回ほど読んだ記憶がある。いったん読んでしまえば青春小説ということで難なく読めた。これまで読んだ作品よりは確実に落ちる。

  • 鯨波 さん

    先の大戦後9年、1954年に陸上自衛隊発足。 その3年後、朝鮮戦争による好景気も終わった1957年(昭和32年)に入隊し翌年除隊。 自衛官として経験した1年を美化することも自虐することもなく 目にしたことを淡々と描いている。 同期の入隊理由と食事の待遇シーンは、なんとも象徴的だった。 昔の方が人間味があったのだろう。 現代は飯とパンを食べたら懲戒を喰らうのだから、野呂さんも驚くだろう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

野呂邦暢

1937年長崎市に生まれ、諫早市で育つ。作家。長崎県立諫早高校卒業。57年陸上自衛隊に入隊(翌年、除隊)。65年「或る男の故郷」で文學界新人賞佳作。74年「草のつるぎ」で第七〇回芥川賞受賞。76年『諫早菖蒲日記』を発表、諫早の地の根をおろした創作活動を続けた。80年死去(本データはこの書籍が刊行され

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品