同日同刻 太平洋戦争開戦の一日と終戦の十五日

山田風太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167183103
ISBN 10 : 4167183102
フォーマット
出版社
発行年月
1986年12月
日本
追加情報
:
264p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kokada_jnet さん

    20年ぶりに再読。やはり名作。メイン登場者の徳川夢声について、以前はあまり興味・知識がなかったのだが、この10年ぐらいは夢声マニアになっている自分なので。庶民代表として夢声が出てくるのがうれしい。

  • hatohebi さん

    再読。『人間臨終図鑑』『戦中派不戦日記』と並び本書は、忍法帖や明治物とはまた異なる価値を持った大傑作だと思う。最初の1日では真珠湾攻撃を極秘裏に進める海軍の動向、アメリカの反応、一般人の歓呼などが、一擲の石から波紋が広がるように描かれている。最後の15日では広島・長崎の惨状、降伏まで、陸軍のクーデターといくつもの出来事が連鎖して起こり、「歴史の巨大な車」が抵抗や波乱を押しひしいで進んでいく様が次々に列挙される。膨大な資料を再構成し、的確な寸評を随所に挟み、記録文学として完成している。

  • 出世八五郎 さん

    文春文庫版三冊も持ってる。欲しい人いたら譲りたい。開戦日と敗戦に至る二週間を膨大な資料を元に時系列で描いているのだけど、緊張感リアル感が半端ない。渡辺京三の「逝きし日の面影」と似てて資料中心なんだけど、同じように傑作だ。あの戦争に興味のある人間は先入観あるがままに手に取って損はない。

  • nasuda さん

    1941年12月8日の真珠湾攻撃と1945年8月1日から15日の敗戦を出版された多くの資料から引用し、勝利に湧いた開戦と終わる事を希求した8月、終わる為継続を望む8月、勝利した8月を対の比的に描いた一種のドキュメント。力強く批判的に構成した筆力が素晴らしい。

  • でこれ さん

    あの日思ったことは立場によってどう違うか?

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

山田風太郎

大正11年(1922年)、兵庫県に生まれる。父母ともに代々医者の家系で本人も東京医科大学を卒業。昭和23年(1948年)『眼中の悪魔』で第二回探偵作家クラブ賞を受賞。昭和33年(1958年)に発表した『甲賀忍法帖』を皮切りに忍法帖もので流行作家となる。伝奇小説、推理小説、時代小説など多種多様な小説を

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品