青春を山に賭けて 文春文庫

植村直己

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167178017
ISBN 10 : 416717801X
フォーマット
出版社
発行年月
1977年01月
日本
追加情報
:
16cm,254p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • りんご さん

    植村直己、冒険家。「冒険家て!」と今聞くとふふっと笑いそうになりますが、冒険家以外に言いようがない。(次はこれをやってみたい)(いつかあそこに立ちたい)名声を求めるわけでなく、とにかく自分がワクワクするから。理由はそれだけ。本のクライマックスはやはり五大陸最高峰を踏破するところだが、“登頂の感激より次の夢が膨らんでくる”。ご存知の通り、彼は冒険から帰らないままです。知ってて読むと涙が溢れます。それにしても飾らぬ、カッコつけない文章が気持ちいい。絶対に自分がいけない場所に行った気になれました。

  • Kajitt22 さん

    不世出の冒険家、登山家、植村直己の二十歳台の軌跡。チリチリするような青春の日々が、かざりけのない文章から伝わってきて、またしても一気に読めた。フランスアルプスのモルジンヌ、ヒマラヤのゴジュンバ・カン、ケニヤのサファリとキリマンジャロ、南米アコンカグア、アマゾンそしてアラスカ。植村直己はきちんと日記をつける人だったのだろう。青春冒険紀行の聖典です。再読

  • ちぃ さん

    上司に借りた本。冒険譚もすごいけど、それを成し遂げるための熱意と行動力、人を味方につける力がすごい!亡くなるとき彼は何を思ったのかしら。植村さんについてもっと知りたくなった。

  • そふぃあ さん

    kindleの日替わりセールで購入。29歳で五大陸最高峰全制覇とか桁外れに凄すぎる。その合間に60日間アマゾンいかだ下りしていたとか、信じがたい。植村さん本人は、幸運や人に恵まれたからと控えめな態度だけれど、こんなにひたむきに夢を追っている人を、応援せずにはいられないのが人の情だと思った。

  • akira さん

    気になっていた冒険家植村直己。 弟に名前を聞いたのはもう10年以上前。縁あって本として出会う。 全世界の最高峰のほとんどに単独で登頂してきた著者。なにゆえ、彼が登山家ではなく冒険家と呼ばれたのか。決して恵まれた環境があったから達成できたのではないだろう。しかし、人と時は彼を見放さなかった。 他人に生きる人間が多くなる中、自身に生きるとは何か。著者の言葉は静かに心に響く。 「人の目につくような登山より、このエーデルワイスのように誰にも気づかれず、自然の冒険を自分のものとして登山をする」

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人物・団体紹介

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植村直己

1941(昭和16)年、兵庫県生まれ。明治大学卒業。日本人初のエベレスト登頂をふくめ、世界で初めて五大陸の最高峰登頂に成功。76年、グリーンランドからアラスカまで1万2000キロ走破など2年がかりで北極圏犬ぞり旅を行ない、78年には犬ぞりを使った北極圏単独行とグリーンランド縦断にも成功。その偉業に対

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