おでんの丸かじり 文春文庫

東海林さだお

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167177706
ISBN 10 : 4167177706
フォーマット
出版社
発行年月
2009年06月
日本
追加情報
:
16cm,227p

商品説明

熱々でパンパン、中はぐじゃぐじゃ。厄介で悲劇的な存在・おでんの袋ものについに挑みます! ますます美味しい丸かじりシリーズ

一筋縄でいかない難物、おでんの袋もの。内部にたくさんの厄介者を抱え込んだ、このずっしり重くて熱い物体を、どう攻略するか!? また、華やかなおせちの重箱のなかで、唯一陰気でむさくるしい、ゴマメの存在意義を問う。駝鳥(だちょう)を食べ落雁(らくがん)をかじり、カミカツの幸せを噛み締め……ショージ君の好奇心は大全開! 解説・絲山秋子

内容詳細

一筋縄でいかない難物、おでんの袋もの。内部にたくさんの厄介者を抱え込んだ、このずっしり重くて熱い物体を、どう攻略するか!?また、華やかなおせちの重箱のなかで、唯一陰気でむさくるしい、ゴマメの存在意義を問う。駝鳥を食べ落雁をかじり、カミカツの幸せを噛み締め…ショージ君の好奇心は大全開。

目次 : 落雁をかじる/ 一八〇円ラーメン出現す/ 栗で悶悶栗蒸し羊羹/ タッパのフタいずこ/ 海苔のお仕事/ 「魚すき」の真相/ ホテルで鯛を釣る/ 難物、おでんの袋もの/ 果物の丸かじり/ 駝鳥を食べる〔ほか〕

【著者紹介】
東海林さだお : 本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第16回文藝春秋漫画賞、平成7年第11回講談社エッセイ賞受賞。9年、漫画とエッセイ両分野の活躍により第45回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アズル さん

    BSE問題での牛丼ならぬ豚丼の登場や、恵方巻きの全国展開など、タイムリーな話題も程よく入って、安定の面白さです。解説の絲山秋子さんの「つまんないヒトと付き合ってしまった、と自戒する気持ち」、という一文が妙に胸に刺さりました。

  • かわちゃん さん

    東海林さんの丸かじりシリーズ読んでなかったんですよね。これだけ書き続けられたのもすごいことです。おでん食べたい。

  • ayunami さん

    初の丸かじりシリーズ。おでんと嬉しそうなおじさんが書かれた表紙に微妙に恥ずかしさを覚えながらも電車で読みました。軽く読めてくすっと笑えてすごく面白かった!海苔の仕事とか「海苔の最大の働き口はおにぎりである」その視点でまじめに考えたことは無かったってやつがいっぱいあった。10年以上前のだから微妙に時代を感じるところも面白い。

  • 29℃ さん

    おでんの丸かじり24を読んだ。これって2000年代に書かれたものなんだ・・・文章は昭和の香りがぷんぷん。昭和のおじさんの面白い話・・かな。マンガより楽しいかも。海苔の地位役割の部分はけっこう好き。食べ物って身近なだけにいろんな考察ができるものだ。

  • mawaji さん

    中谷宇吉郎の「果物の直線的な平面は舌になじまない」というのは蓋し名言。各家庭に一つか二つあるという、出前を取った後ズルをして返さなかった丼、我が家にもアリマシタ。今でもありがたく使っております。まるで撥水加工を施してあるように他の食材の味をしみこませないキヌサヤのおいしさを表現する手腕に感服しました。もずくは陰気名詞というのはわかりますが、その暗い情念から「体がもずく」と言っても通じるとはいくら何でも...通じるか知んない。夕方四時台の退廃的なビアホール、味わいたいものです。今回の四字熟語は「琴瑟相和」。

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東海林さだお

本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第16回文藝春秋漫画賞、平成7年第11回講談社エッセイ賞受賞。9年漫画とエッセイ両分野の活躍により第45回菊池寛賞受賞。12年紫綬褒章受章。13年第30回日本漫画家協会賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されて

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