うつくしい子ども 文春文庫

石田衣良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167174057
ISBN 10 : 4167174057
フォーマット
出版社
発行年月
2001年12月
日本
追加情報
:
16cm,285p

内容詳細

緑豊かなニュータウンを騒然とさせた九歳の少女の殺人事件。犯人として補導されたのは、ぼくの十三歳の弟だった!崩壊する家族、変質する地域社会、沈黙を守る学校…。殺人者のこころの深部と真実を求めて、十四歳の兄は調査を始める。少年の孤独な闘いと成長を痛ましくもみずみずしく描く、感動のミステリー。

【著者紹介】
石田衣良 : 1960年、東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業、広告制作会社を転々とした後フリーランスのコピーライターに。97年9月、「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール読物推理小説新人賞を受賞。生き生きとした語り口と現在を映しだすエッジの鋭さが高い評価を受けた。受賞作に続篇3篇を加えた『池袋ウエストゲートパーク』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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TVにでてる石田さんを見て 物凄く興味がわ...

投稿日:2005/03/02 (水)

TVにでてる石田さんを見て 物凄く興味がわいたんで本を久しぶりに借りたんですけど コレは全然面白く無かったです。 

aa さん | aa | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちゃとら さん

    13年前の石田衣良さん作。ニュータウンでの殺人事件。犯人は13歳の弟。被害者は妹の元同級生9歳の女児。加害者家族の苦悩。ジャガのあだ名の兄は冷静で優しく、弟の気持ちを知りたいと事件を調べ始める。ジャガと仲良しの友達が、明るく楽しく救いだった😊

  • まみたす さん

    再読。久しぶりの石田衣良さん。お兄ちゃんが、犯罪を犯した弟の気持ち・経緯を調べる。「あいつは俺の弟なんだ。帰ってきたときのために理解しておかなくてはいけない」っていう考え方が素敵。“正しさの基準を自分自身の中心におく”っていうことがすごい。どうやるの?十四歳の彼にできることなのに、今の私にできてる自信がない。 モデルとされる酒鬼薔薇事件のことを知らなくて、調べたらすごく嫌な気持ちになりました。気持ち悪い。

  • さっとん さん

    題材が題材なだけに前半は重苦しく読むペースがなかなか上がらずこれはハズしたかなぁと思いました。 でも、後半は犯人の動機の真相に迫るドキドキ感や主人公が仲間に助けられながら成長していく青春小説のような爽やかさがあって読みやすく面白かったです。

  • 小梅 さん

    殺人犯となった少年の兄である「ぼく」が大人すぎるような気がするが、今は現実に大人のような子どもが増えているのかもしれないとも思う。

  • TANGO さん

    ある街で起こった少年犯罪を軸に、加害者家族の視点からと、マスコミからの視点で、事件の真相にせまるミステリー。やりきれない結末に茫然。主人公に少し希望が見えたのは救いとなった。こどもとおとな。境目はどこなんだろう。分けるものはなんなんだろう。便宜上、社会通念上、道徳上、、、みんないろいろ考えている、思っている。けれど、伝わらない、届かない、気がつかない。うつくしいものの裏側にはいろいろ隠れていて、読んでいて息苦しかった。

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人物・団体紹介

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石田衣良

1960年東京都生まれ。97年『池袋ウエストゲートパーク』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN』で直木賞、13年『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞

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