ぼくが狼だった頃 さかさま童話史

寺山修司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167173029
ISBN 10 : 4167173026
フォーマット
出版社
発行年月
1982年05月
日本
追加情報
:
222p;16

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読書メーターレビュー

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  • 鏡子 さん

    “殺された子ヤギの、「拒み方」が、狼を凶暴にしてしまったという仮定も出来るだろう。”童話をさかさまから見て、多角的に物事を見る。一方の正義が、一方では悪になるから、戦争が起きる。個人間でも言える事。7人の子ヤギの狼は、ただの訪問者で、友達が欲しかっただけかも知れない。書き直し童話は、親指姫のお爺さん役がオカマの娼婦ってのが、寺山修司の感性現れててゾクゾクしました!!赤い鳥辞典(赤のつく言葉を集めた辞典)も素敵だった

  • Takao さん

    1982年5月25日発行(1990年3月15日、第7刷)。神奈川図書館蔵書。「はだかの王さま」「狼と七匹の子やぎ」「ブレーメンの音楽隊」「人形の家」「ピノキオ」「ドン・キホーテ」などの童話を別の角度(裏から?)から読み解いた「さかさま童話史」と「おやゆび姫」「ピノキオ」などを改作した「書き直し名作」、「マザーグースによる女性論」を収録。寺山修司は初めて読んだが、社会の「常識」を問うところがその真髄なんだろうと感じた。「大人の童話」として楽しく読める本だった。

  • 来古 さん

    「赤い鳥辞典」がよかった。

  • ヒラオカキミ茸 さん

    作者の思い通りに読むなんて、恥ずかしい、プライドが許さない。・・・そういう信条にすれば寺山に少しでも近づけるのかしら。

  • ゐ氏/きたの さん

    国立の古本屋で購入。寺山修司による童話解説と書き直し。これはこれで面白かった(ドン・キホーテの話はまさに寺山修司だなあって思った)が、私はさかさま世界史シリーズのほうが好きだなあ。

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人物・団体紹介

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寺山修司

青森県弘前市生まれ(1935〜1983)。日本の詩人・歌人・劇作家。演劇実験室「天井桟敷」主宰。青森高校在学中より俳句、詩に才能を発揮。早稲田大学教育学部に入学(後に中退)した1954(昭和29)年、「チェホフ祭」50首で短歌研究新人賞特選を受賞。歌人、脚本家、演出家、映画監督、写真家、エッセイスト

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