ネコババのいる町で

瀧澤美恵子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167172039
ISBN 10 : 4167172038
フォーマット
出版社
発行年月
1993年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
266p;16

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    1989年度文学界新人賞と芥川賞の受賞作。この年の候補作には荻野アンナや小川洋子も名を連ねている。彼女たちのその後の活躍に比べると、瀧澤美恵子はやや影が薄くなったか。もっとも、受賞当時すでに50歳になっていた。ここに収録された3つの作品は、いずれも地味ながら文学の味わいはある。選考委員達の玄人好みという感じもするが。しかし、そのいずれもが、輝かしい人生からは限りなく遠い物語だ。

  • 遥かなる想い さん

    第102回(1988年)芥川賞。 わたしと 叔母と ネコババの何とも 不思議な物語である。別れた 父母のため、 叔母と暮らす私の 健気さが 心に染みる。 何の気取りもない文体が さりげなく 人の儚さを描く…名古屋の父との再会が 心に残る、そんな作品だった。

  • ω さん

    1989年芥川賞ω 上質な3作。昔の上流階級の家庭が舞台になっていて、先生が良家の出身なんだろなと思わされる。ネコババ…はややポップだが、他2作は穏やかに暗い。なかなか良い!この先生も思ったよりファンが少ないなぁ|・ω・`)

  • 優希 さん

    人間関係の儚さを感じました。不遇の日々が淡々と紡がれていますが、失語症が治るのが印象的です。つぶやきが聞こえるような感覚に陥るのも心地良い。そのせいか、ポップなのですよね。暗いけれど穏やかさがあるように思います。

  • まさ さん

    不遇の女の子の日々の出来事が淡々と描かれる。本人や周囲で起きていることは結構波のあることなのに。それなのに、決して深刻に話が進まないし、ドラマティックな展開があるわけでもない。だからこそ、この日々に惹き込まれるのかな。

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