雨月 御宿かわせみ 17 文春文庫

平岩弓枝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167168995
ISBN 10 : 4167168995
フォーマット
出版社
発行年月
2005年12月
日本
追加情報
:
16cm,278p

内容詳細

大きな荷を背にした男が『かわせみ』の軒先で雨宿りをしていた。三十数年前に生き別れた兄を尋ねて、本所深川の寺を廻っているという。兄弟は再会を果たすも、雨の十三夜に永久の別れが待っていた…。表題作ほか「春の鬼」「百千鳥の琴」など全八篇を収録。おなじみ、御宿『かわせみ』の面々による大人気の人情捕物帳シリーズ。

【著者紹介】
平岩弓枝 : 昭和7(1932)年、代々木八幡神社の一人娘として生れる。30年日本女子大国文科卒業後、小説家を志し戸川幸夫に師事。ついで長谷川伸主宰の新鷹会へ入会。34年7月「鏨師」で第41回直木賞を受賞。平成3年「花影の花」で第25回吉川英治文学賞受賞。平成10年、第46回菊池寛賞を受賞。平成16年、文化功労者。テレビドラマ、芝居の脚本も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ALATA さん

    もう何日かで天神祭、亀戸の天満宮は梅の季節。るいとお吉は生き別れになった倅を探す徳兵衛に関わることに。未練を捨てて償う覚悟にウルっとしました。梅飯と蜆汁は味わってみたい。今作のハイライトは「矢大臣殺し」、クリスティーのあの名作彷彿させる平岩風ミステリーとなっていて東吾の大岡裁きが見事★5※「尾花茶屋の娘」「雨月」「伊勢谷の子守」最初の三篇は永遠の別れを薄墨色に綴る、これも良かった。

  • さら さん

    『伊勢屋の子守』は何ともやり切れない、切ない結末でした。他の話も ほろ苦い後味のものが多かったように思います。

  • ビグ さん

    女は怖いな〜と思わせる話が多かった。いつも思うのだが、東吾の好物の蕎麦がきって美味しいのかな。食べてみたいが上手にできる気がしない。飽食の時代の今は美味しいとは思えないのかも。

  • bookshelf_yt07 さん

    【あらすじ】かわせみを一人の男が訪れる。30年以上前の大火で生き別れになった兄を探し、深川の寺院を中心に廻っているという。同じ頃、深川の武家屋敷で賊が入る事が相次ぐ。果たして関連するのか。東吾やるい、源三郎などお馴染みの面々が織り成す捕物帖第17段。【感想】東吾が冷飯食いの次男から幕府で職を得て、るいと祝言を挙げてから落ち着いちゃったので、若干物足りない笑。その一方で幕末を彷彿とさせる言葉が出てきて、変わらない登場人物達だが、ゆっくりと時代の流れを感じる。

  • なちょす さん

    いいな〜このシリーズ。登場人物全て人情が溢れていて、特に東吾&おるいの慈しみ合う姿。食べ物の描写も効果的。梅飯、蕎麦がき・・!ほのぼのなのに、残酷シーンは生々しい。「矢大臣殺し」は群集劇のようで壮観ですらあった。シリーズで読もう。

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平岩弓枝

昭和7(1932)年、代々木八幡宮の一人娘として生まれる。30年日本女子大学国文科卒業後、小説家を志し戸川幸夫に師事。ついで長谷川伸主宰の新鷹会へ入会。34年7月「鏨師」で第41回直木賞を受賞。平成3年「花影の花」で第25回吉川英治文学賞受賞。10年、第46回菊池寛賞を受賞。16年、文化功労者。19

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