異人館周辺

陳舜臣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167150143
ISBN 10 : 416715014X
フォーマット
出版社
発行年月
1993年05月
日本
追加情報
:
250p;16

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読書メーターレビュー

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  • hirayama46 さん

    海外の人々が集う街である神戸を舞台に展開されるミステリよりの連作短編集。一作ごとの分量は短めですが、狭義のミステリというよりは、幅広い物語として趣向を凝らしていて楽しめました。表題作だけちょっと雰囲気が硬いかな……と思ったら、発表時期が一作だけだいぶ古かったのですね。なるほど。

  • hideiz さん

    ノンフィクションか?と思うほど自然で叙事的な描写。作者の特徴なのだろう。また、実際の出来事に取材した内容も多いのではないだろうか。古き良き神戸、異人館あたり・・・と思って読み進むと、急に雰囲気が変わり、人が死んだり、謎が湧き出したりする。サスペンス色もこの作者のいいところ。余白を残す終わりかたもいい。すごく面白い。みんなもっと読まなきゃ。

  • kanamori さん

    ☆☆★

  • 1977年から さん

    1990年

  • 影実 さん

    「崖門心中」「蟹の眼」「秘閣の梅」「金に換えず」「夾竹桃の咲く家」「地天泰」「梅花拳」「パンディット」「異人館周辺」の急変を収録。どの作品も短いながらロマンティックな内容で、読後の余韻も素晴らしい。「崖門心中」「金に換えず」「夾竹桃の咲く家」が特に好きだった。

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人物・団体紹介

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陳舜臣

1924年‐2015年。神戸市生まれ。大阪外国語大学印度語部を卒業し、終戦まで同校西南亜細亜語研究所助手を務める。61年、『枯草の根』によって江戸川乱歩賞を受賞し、作家活動に入る。その後、93年、朝日賞、95年には日本芸術院賞を受賞する。主な著書に『青玉獅子香炉』(直木賞)、『玉嶺よふたたび』『孔雀

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