れくいえむ

郷静子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167149017
ISBN 10 : 416714901X
フォーマット
出版社
発行年月
1982年10月
日本

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    本書は1972年の芥川賞受賞作なのだが、先入観を持たずに読むならば、とても'70年代の小説とは思えない。'40年代の終わり頃と推定するのではないだろうか。戦争は普遍的なテーマではあるが、それへの問いのあり方があまりにも愚直なのだ。戦中の回想であったり、戦後の現実であったりと時間は目まぐるしく行き来するが、それが波の揺蕩いのようなリズムを構成してはいるものの、主題を浮かび上がらせる上ではさほどに効果を上げているとも思えない。芥川賞に斬新さを求めないのであれば、これはこれとして十分に読める小説ではある。

  • 遥かなる想い さん

    第68回(1972年)芥川賞。 第二次世界大戦の防空壕で、静かに 息絶えていく 17歳の少女 節子の独白を中心に 戦争の哀しさを描く。節子が語り続ける 家族の記憶は、当時の時代風景が色濃く 反映されているようで、心が痛む… 登場人物が 次々と亡くなる、印象的な 反戦小説だった。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    【芥川賞】「チボー家の人々」がたびたびでてくる。二人の女学生の間の往復書簡、第二次世界大戦中とは思えない新鮮な内容。時代背景描写は丁寧なので、人間身が浮き立つ。暗い感じなのに飽きなかった。

  • rico さん

    8.15の後。暗い壕の中、病で命尽きようとしている少女がひとり横たわる。現在と過去、夢と現を行き来しつつ、ただ死に向かって朧になっていく彼女の意識がこちらの世界に流れ込む。息が詰まる。横浜の家の家族との時間。非国民的と指弾される友との交流。心通わせた青年。生きろと背中を押した人。みんな死んでしまった。炎にのまれ消えていった。違和感は多分あった。それでも、生真面目に正しく軍国少女であろうとした彼女にはこの選択しかなかった。これがあの時代を生きた人が見たもの。鎮魂歌を奏でるその向こう。何ができるのだろう。

  • はづきち さん

    オーディオブック。肺結核で瀕死の状態の大泉節子が、戦死した家族や友人との思い出を振り返る話。友人のなおみとの手紙のやりとりが中心になっている。戦時中、節子は立派な軍国少女になろうとして、工場で真面目に真空管を作っていた。空襲により母を失いなおみも失うが、それでも軍国主義を貫こうとする。 わかってはいたけれど、戦争はこんなに死を身近に感じさせるのだなと思い恐ろしくなった。しかも多くの日本人はその恐ろしさに気づいていないのか気づかないふりをしているのかわからない。戦争したって誰も幸せにならないのに。

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