君も雛罌粟われも雛罌粟 与謝野鉄幹・晶子夫妻の生涯 下 文春文庫

渡辺淳一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167145231
ISBN 10 : 4167145235
フォーマット
出版社
発行年月
1999年01月
日本
追加情報
:
16cm,452p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • モリータ さん

    朝ドラでは情熱的すぎてやりにくいのかな、与謝野晶子物語。(2022/12/5追記:初出1991年4月-1995年8月『文藝春秋、単行本1996年文藝春秋刊、文庫(本書)1999年文春文庫刊。)

  • harass さん

     下巻は対照的な二人の対比が面白い。晶子の名声があがり、反対に鉄幹は文壇的にも社会的にも追い詰められる。生活費はすべて晶子が執筆で稼いでいた。晶子は鬱屈した彼の心情を理解していても生活に追われて諍いが尽きない。それでも、鉄幹に先立たれて、晶子は『冬の夜の星君なりき一つをば云ふにはあらずことごとく皆』と詠む。穂村弘の歌論で初めて知った歌だが、あまりの愛の深さに感服する。  多くの短歌が巧みに引用されている。資料にない一瞬の描写を描く作家の小説的想像力は巧みだ。女性の情念や濡れ場が生々しいのはさすがの著者だ。

  • kyouikufs さん

    上巻は、多くの歌人の心情を描いていましたが、下巻では、鉄幹、晶子、登美子の心情を強く描いている。また、石川啄木などの登場人物を用いて、晶子がどのような人物であったのかなどの客観的考察を感じさせる手法も強くみられる。読者の女性陣は、鉄幹の行いにかなり反感を感じるかもしれません。しかし、明治、大正の時代に、夫よりも妻が有名になることは、夫にとっては、プライドを打ち砕かれる以上の辛さではなかったかと思います。恋愛に終始せず、その裏面まで描いたところに良さがあると思います。

  • BebeCherie さん

    Gosh, I got so tired after reading this. It was as if I went through her life rapidly. Yes,鉄幹was more than awful, but her love for him was true. He meant her so much, all her works were because of her love to him. I was overwhelmed there's such deep love!

  • KAITO さん

    我慢を教えて貰った

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