鬼平犯科帳 15 特別長篇・雲竜剣 文春文庫

池波正太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167142674
ISBN 10 : 4167142678
フォーマット
出版社
発行年月
2000年10月
日本
追加情報
:
16cm,363p

内容詳細

二夜続けて腕利きの同心が殺害された。その手練は、半年まえ平蔵を襲った兇刃に似ている。あきらかに、何者かの火盗改方への挑戦だ。あの大鴉のような男が向けてきた刃の凄さを思い返した平蔵は、湧き上ってくる闘志を押えかねて思わず身震いした―恐るべき敵に立向う平蔵の縦横の活躍を描く。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    シリーズ初めての長篇です。この後かなり長編が増えてきます。鬼平の剣の師と対等に戦った剣豪とその息子が今回はかなり存在感が最後まであります。ミステリーのような感じで最後まで黒幕というのがあまりわからない感じになっています。池波さんが映画が好きで、このような長編にはその映画のような作り方を入れているのではないかと感じました。

  • ポチ さん

    短編には無い濃さがありました。同心や密偵達が総出演で、ハラハラドキドキとワクワクが詰まった推理小説って感じでした。伊三次がいたらなぁ!…。一気読みでした(^^)

  • s-kozy さん

    15巻目にしてシリーズ初の長編。佐嶋忠介ががっちり脇を固め、左馬之助にも協力を依頼、笹やのお熊婆が重要な情報をもたらし、忠吾が意外に堅実な働きを見せる。もちろん沢田小平次や五郎蔵おまさ達は期待通りに立ち働くというオールスターキャストで盛り上がり、楽しめる長編。平蔵の剣客らしい面も際立ち、さらに伊佐次の不在を感じさせる総出演ならではの演出もある。読み応えをガッツリ感じる作品でした。忠吾に縁談があったり、辰蔵が追い詰められて少し必死になりかけたりとシリーズ後半への新たな展開も予想させつつ終わりとなりました。

  • ベルるるる さん

    「沢田に伊三次をつけろ」と命じて、伊三次がいない事にハッとなる平蔵。命じられた与力の佐嶋はうつむく・・・。

  • 小梅 さん

    特別長篇。優れた医者であり剣術者の堀本伯道…身のこなしに一分の隙もなく歩んでいながら、堀本伯道の姿には、えもいわれぬ正しい品格がある。と平蔵が思うほどの人物。盗賊の頭であるが一滴の血も流さず、頂いた金を貧しい人々の医療に使う。そんな人の息子が畜生働きをしていた。 同心の木村忠吾の成長ぶりが頼もしい。 長篇だったので勢い良く読んだ。

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人物・団体紹介

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池波正太郎

大正12年(1923年)東京・浅草に生まれる。昭和20年鳥取の美保航空基地で終戦を迎える。二十五歳の時、作家長谷川伸に師事し、脚本家になることを決意。三十七歳、「錯乱」で第四十三回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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