秘密 文春文庫

池波正太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167142421
ISBN 10 : 4167142422
フォーマット
出版社
発行年月
1990年01月
日本
追加情報
:
16cm,342p

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読書メーターレビュー

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  • ミカママ さん

    私の時代小説の原点、池波センセの作品。センセ特有の言い回しを久しぶりに堪能しました。「思いついた」じゃなく「おもいついた」なんだよね。たくあん刻んでゴマを振ったのとか、ちまちました男子の手料理もステキ。残念だったのは、物語を通しての主題がイマイチ掴めなかったこと。捕物帳ではなし、剣術劇でもなし。唯一の糸は、元遊女・おたみとの情愛かな。宗春とおたみが、幸せになりますように。忘れてた、表紙がステキすぎる(*^_^*)

  • じいじ さん

    人間は、男だろうが女だろうが「秘密」を胸に秘めて生きている。そして、人は生きていくうえで「正直に生きろ」とも両親・先輩から教えられた。でも、人は同時に他人には言えない、犯罪にはならない嘘の一つや二つは、胸に抱えていると思う。この主人公は、理不尽にも家老の息子を殺めたことをうちに秘めて江戸へ…。池波さんの小説には、非の打ちどころのない人格者は登場しない、と訊いたことがある。池波小説は、こうした人間のもつ本心、本音の部分を巧みに描き出してくれます。人情味にあふれる池波小説、いな池波正太郎にますます惚れました。

  • けやき さん

    理不尽な理由で仇とつけ狙われた片桐宗春の話。終わり方はハッピーエンドかな?堪能できました。

  • ケン五 さん

    まるで自分が江戸の町を歩いているかのような感覚。路地を曲がるとひょっこり会えそうな息づかいのある池波正太郎さんの世界。時々読みたくなる。

  • Book Lover Mr.Garakuta さん

    藩の有力者の関係者を立ち合い付きの果たしあいの末に斬撃。結果逃避行に走る。時代物の人情味溢れる作品だ。自分が思う読み処:名月の章の第一文節だろうか、物事の核心に触れているような気もする。

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人物・団体紹介

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池波正太郎

大正12年(1923年)東京・浅草に生まれる。昭和20年鳥取の美保航空基地で終戦を迎える。二十五歳の時、作家長谷川伸に師事し、脚本家になることを決意。三十七歳、「錯乱」で第四十三回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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