戦国風流武士 前田慶次郎 文春文庫

海音寺潮五郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167135423
ISBN 10 : 4167135426
フォーマット
出版社
発行年月
2003年08月
日本
追加情報
:
16cm,284p

内容詳細

戦国一の傾き者、前田慶次郎。前田利家の甥として幾多の合戦で武功を挙げる一方、本阿弥光悦と茶の湯や伊勢物語を語る風流人でもある。そんな慶次郎はまた希代の悪戯者で、利家を水風呂に叩き込んだり、秀吉の目前で猿廻しを演じてみたりと大活躍。後に上杉景勝に仕え、最後まで自由に生きた一生を描く。

【著者紹介】
海音寺潮五郎 : 明治34(1901)年、鹿児島県に生れる。国学院大学を卒業後、指宿や京都で中学校教師を務めるかたわら創作にはげむ。「サンデー毎日」大衆文芸賞受賞を機に、執筆生活に入る。昭和11年、『天正女合戦』で第3回直木賞を受賞し、文名を不動のものとした。和漢の書にあまねく通じ、綿密な時代考証の上に、独自の史観を展開し、小説に随筆に新たな領域を拓き、多くの著作を残した。昭和52年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • i-miya さん

    2013.12.30(12/23)(つづき)海音寺潮五郎著。 12/30 (p180) 翌月末、五右衛門の処刑、三条河原で行われた。 そこへ駆け寄る一人の武士。 ◎激湍(げきたん)。 一. 文禄三年(慶長元年)、朝鮮講和説。 秀吉は秀次のすることが一々気に入らない。 これより直ちに高野山に上って復命を待て、と使者。 秀吉に呼ばれ、伏見に出頭する途中のことであった。 秀吉は秀次に自殺を命じ、その首を三条河原に晒した。 

  • レアル さん

    ここに登場する慶次郎は何と自由人か。私自身が思い描いている慶次郎とはイメージが異なるがその生き方が良い。またこの作品はその後の解説を読む事で、より重みの出る作品ではないかと思われる。解説でも書かれている様に、こちら史実をベースに作者のオリジナルが付け加えられていて、読み易さと慶次郎のキャラも快活で読んでいて楽しかった。

  • i-miya さん

    2014.02.09(01/23)(つづき)海音寺潮五郎著。 02/06 (P192) 明使の持ってきた明帝の書、こちらを降伏者扱いにして、「汝を封じて日本国王となす」とある。 秀吉激怒。 追い返した。 再征の命が出された。 諸将、再び朝鮮へ、が諸将、不熱心、ふなっしー。 こうして慶長二年が暮れた。 3月、慶長三年、観桜会、秀吉。 醍醐の三宝院。 秀吉は、やっと六つになる秀頼を伴い醍醐へ繰り出す。 しかし、この花見が彼の豪奢の最後。 病気、痢病。 次第に重くなり、7月下旬、絶望、8/18,63歳、死亡。 

  • i-miya さん

    2013.04.03(初読)海音寺潮五郎著。 (カバー) 戦国一の傾き者、前田慶次郎。 前田利家の甥として武功。 本阿弥光悦と茶の湯や伊勢物語を語る風流人。 また稀代のいたづら者。 利家を水風呂に叩き込む。 秀吉の前では、猿回しを演ずる。 後、上杉景勝に仕える。 自由な生き方。 (解説=磯貝勝太郎) 英雄=快男児=秀吉、豪傑=前田慶次郎利太(とします)。 武芸、文学、茶の湯、その他の芸に通じる。 いたづら者で、世を屁とも思わない。 

  • i-miya さん

    2013.05.17(つづき)海音寺潮五郎著。 2013.05.15 山三郎は、しげしげと慶次郎を訪ねた。 山三郎は、その主人を蒲生氏郷とし、風流韻事に嗜みを持つその資質に薫陶を受けたためもあるが、自ら天性その好みと才能もあるらしく、鋭い批評眼を有する。 ところが、その友情は、ただの感情ではないことがわかる。 ひしひしと絡み付く。 こりゃ、いかん。 今日聚楽のまわりは大変なことになってますね。 賑わい。 高麗渡海の衆、特別多数出発する。 

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

海音寺潮五郎

明治34年(1901年)鹿児島県に生まれる。國學院大学卒業後、中学教師を勤めながら、創作活動を始める。『天正女合戦』と『武道伝来記』で第三回直木賞を受賞。『平将門』は歴史小説の先駆けとなった記念碑的大作。史伝『西郷隆盛』がライフワークで絶筆、未完作となった。昭和52年(1977年)死去(本データはこ

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品