加藤清正 下 文春文庫

海音寺潮五郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167135201
ISBN 10 : 4167135205
フォーマット
出版社
発行年月
1986年06月
日本
追加情報
:
16cm,366p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 只三郎 さん

    秀吉無き豊臣家から離れる大名がいる中、豊臣家のために誠実謹直に働く清正公の姿に心を打たれた。 自分の信念を曲げない姿に憧れを感じる。

  • Bibliobibuli さん

    後半の話は、悲しい、切ない、無念、といった内容でした。真面目で忠実な生き方に武士道のお手本を感じさせられました。生き様は 確かに山中鹿之助と重なってしまいますね!

  • TheWho さん

    下巻に入り朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の全容と各々の思惑が絡まって展開していく。文録の役では、猛将でありながら、非戦闘員の朝鮮の民に対する狼藉を厳禁する等寛容な武将の一面をみせている。そして関ヶ原の豊臣恩顧お大名の分裂の要因でもある、小西行長と石田三成との間柄が種々に織り交ぜ進んでいく。結果秀吉の死後、豊臣家は滅亡に展開するが、その中で清正の深謀遠慮の晩年の姿が絶妙に描かれている。流石歴史作家の重鎮が書いた物語でもあり、清正の視点で戦国末期から江戸初期を描く秀作です。

  • ペロ さん

    虎退治だけではない清正の魅力が満載だった(清正を愛するあまり,海音寺先生の説明文がしょっちゅう割り込んでくる)。戦国の世の終焉と共に為政者の心得を学ぶため論語を一から学習する謙虚さ,そしてそれを即実行に移す行動力。今なお熊本の人々に愛される理由がよく分かる。以前からなぜあんなに一生懸命徳川家に尽くすのか不思議だったのだが,全ては豊臣家の存続のためだったとは。大きな体に似合わず泣き上戸で,熱い忠義の心を持つ清正は,なんと言うか本当に可愛い。もう少し長生きしていたら,豊臣家も一大名として続いていただろうに

  • kouichi さん

    徳川の世の中に変化していく中で、何とかして豊臣家を存続させんとする清正の執念が伝わってきました。秀吉への感謝と恩を決して忘れずに、秀頼を守ることで生涯をかけて恩返ししようとする姿にグッときました。清正の人間としての気高き生き方に感銘を受けました。良い本だと思います。

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海音寺潮五郎

明治34年(1901年)鹿児島県に生まれる。國學院大学卒業後、中学教師を勤めながら、創作活動を始める。『天正女合戦』と『武道伝来記』で第三回直木賞を受賞。『平将門』は歴史小説の先駆けとなった記念碑的大作。史伝『西郷隆盛』がライフワークで絶筆、未完作となった。昭和52年(1977年)死去(本データはこ

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