淋しいアメリカ人

桐島洋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167134013
ISBN 10 : 4167134012
フォーマット
出版社
発行年月
1991年06月
日本
追加情報
:
234p;16

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • こばまり さん

    半世紀前の体当たりのアメリカルポ。多種多様な人々との丁々発止に惹き込まれる。当時の著者が21世紀の今に舞い降りて同じことをしても、十分にインフルエンサーたり得るのではないか。読んで清々しい気分に。

  • ジュースの素 さん

    洋子氏が3人の子供を抱えてアメリカに渡り、耐乏生活?をしながら当時のアメリカの実態をルポした物で、これで大宅壮一ノンフィクション賞を得た。今見ても大雑把なアメリカ人の暮らしに本の表紙の砂漠がぴったり。 夫婦交換パーティは全く普通に行われ、冷凍食品でエサを作るように大型冷蔵庫に蓄えられる食料、皿洗いや洗濯は多くて週一度。浮いた時間やお金の使い道は? テレビディナーをポリポリ食べながらテレビ観戦か・・・。ホントに淋しいアメリカ人。

  • OMO さん

    面白さ:○   興味:○   読みやすさ:○   新鮮さ:○   文学的云々:×

  • 東森久利斗 さん

    装丁に描かれた梟の意味が気になる。しかも、なぜに砂漠?? 梟は、淋しい状況の象徴なのか? アメリカなら白頭鷲だろう。国家レベルで、自己のアイデンティテイ、アドレナリンとエンドルフィン分泌への執着を支援。合理化とシステム化された制度のうえで、自己責任のもとオートメーションに運営される一生。それが、アメリカ、アメリカ人。世界一の大国。

  • ひろ さん

    70年代のアメリカで暮らした女性によるアメリカ人についてのルポタージュ。特に面白いのは冒頭のスワッピングとアメリカ人の性について書いた箇所で、その後はアメリカ人の消費生活や出会いについて書いており、もはやこのあたりの文章が日本でも何十年と繰り返された「日常」と化していることに驚く。中流層のイメージが日本よりもはるかに早くそして広く浸透したこの国において、そのイメージを抱きつつ相対的貧困に陥った白人層、つまりトランプが抱え込んだ人たちの姿がこの本の描写のその後にありありと浮かんでくる。また、戦後復興期に勢力

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

桐島洋子

1937年東京都生まれ。高校卒業後、文藝春秋で九年間勤務の後、フリージャーナリストとして活躍。1970年『渚と澪と舵―ふうてんママの手紙』で作家デビュー。1972年『淋しいアメリカ人』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。世界中を旅しながら、書籍や雑誌の執筆のほか、テレビのコメンテーターとしても活躍

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品