戦記小説集

五味川純平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167115135
ISBN 10 : 4167115131
フォーマット
出版社
発行年月
1993年11月
日本
追加情報
:
284p;15

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • イプシロン さん

    本当に戦争を知りたいなら、こういう本をこそ読むべきだ。筆者、五味川純平は『人間の條件』で有名な人。本書は応召兵としてソ満国境での戦闘の後、百十一日にわたって満州の地を歩いた筆者の体験記と、アッツ玉砕、そして日本の植民地政策の害悪を暴いた、霧社事件の三部構成である。その時自分は何ができたのか? という視点は、敗残兵となった最初の短編で直接言葉にされている。犠牲とは何かを失うことによって何かを得ること。では玉砕で何を得たのだろうか? 敗戦までの時間的余裕か? なお一層犠牲者を増やすことか? 考えてみるべきだ。

  • タンク さん

    満州にて所属の部隊が壊滅し、終戦を知らぬままに故郷を目指す敗残兵たちの道のりを描いています。凄絶をきわめています… 躊躇いなく激しい怒りが綴られていますが、決してそれへの異は唱えられない。筆者の無念が今でも脈打ってるように思える一冊です。 一篇ずつ読み進めるつもりが、いだてんの38話までにふれておきたくて一気読み。 最後にはこれまで全く知らなかった、台湾で起きた事件に絶句させられました。 数え切れない業が、知られてない惨劇が本当に沢山あったのでしょうね…

  • yamakujira さん

    (★★★☆☆)

  • しんこい さん

    満州の奥地に取り残されたら、兵隊も悲惨です。それにしても、どこに勝算があったのかみたいな話ばかり。

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人物・団体紹介

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五味川純平

1916‐95年。作家。中国大連に近い寒村に生まれる。33年大連一中卒業。満鉄奨学資金給付生となり、東京商科大学予科に入学するも、中退。東京外語学校英語部文科卒業。旧満州の昭和製鋼所入社。43年召集され、ソ連国境を転戦、捕虜となる。48年帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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